『ここではないどこか』
私は今どこにいきたいのだろう。
日本の観光地、外国の世界遺産、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア。
そんなところではない。
なら、私はどこがいいのだろうか。
自分自身に問いかける。
答えなんて返ってこないのだけれど。
その代わりに私の心が出した答えはただ一つ。
『ここではないどこか』
結局、今いるところでなければどこでもいいのだろう。
息苦しさを感じず、思うがままに生きていられるところなら。
『繊細な花』
人はそれぞれ素敵な花を持っている。
その花が同じな人なんていない。
君は楽しそうに笑うよね。
君は楽しそうに話すよね。
君はいつも笑ってるよね。
でも、表に見えている君は本当の君ではないかもしれない。
見えないところに隠れている君が本当の君ではないのかな。
僕に見せてくれる君の笑顔は可愛くて、美しい。
でも、僕には見せてくれない君の本当の顔はどんな顔なのかな。
君は僕の前ではずっと笑ってる。
けれど、僕が見ていないところでは悲しそうな顔をするときがある。
ふと君の顔を見た時にはどことなくただ一点を見つめていたりもする。
君の花は凛と咲き誇ってるように見えて、誰も見ていないところでは萎れているのかもしれない。
花は繊細なんだよ。
花は栄養がなかったら枯れてしまうんだよ。
だから、花が枯れてしまう前に助けを求めてよ。
僕が君の花をまた咲かせるから。
『半袖』
最近暑くなってきてよく街中でも見かけるようになってきた半袖を着ている人。
まだ例年通りだと少し早い気もするが、暑いのだから仕方がない。
これからもっと暑くなっていくというのに....。
私たちはどうしたらいいんてしょうかね。
『天国と地獄』
「天国と地獄」と見て思い浮かんだのは、
何回も経験してきた、
『運動会』や『体育祭』。
幼稚園や低学年のときはかけっこのときに、
高学年や中学、高校生になるとリレーのときに流されているBGM。
メロディーは分かっているのに曲名を知らない人がいるのもこの曲。
人によって、嫌な思い出か、楽しかった思い出かは違うだろうけれど、誰にとっても大切な思い出であることには変わりはないはず。
人生の中のたった一ページもない思い出かもしれないけれど。
そんなことを考えていると、近くの小学校や中学校から、
日々の練習の声が聞こえてきた。
暑い中練習おつかれさまと思いながら、
私は優雅に家でアイスコーヒーでも飲んでいるのだった。
『刹那』
人生は一瞬だ。
人生百年時代だなんていうけれど、過ぎ去った時間を振り返ってみると断片的にしか思い出せない。
楽しかったこと、嬉しかったこと。
怒ったこと、イラついたこと。
悲しかったこと、悔しかったこと。
辛かったこと、苦しかったこと。
沢山思い出はあるけれど、はっきりと思い出せるものは少ない。
「人生ってこんなものなのか...。」
と終わりを迎える時に思わないでいいように一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいものだ。