8月31日、午後5時 9/1
「終わったぁ。」
宿題が全然終わっていない。
8月31日午後5時。
最初の終わったは、もちろん宿題が終わったと言う方の終わったではない。 詰んだと言う方の終わっただ。
まあ、潔く諦めるか。それが1番いい気がする。
「そんな事もあったなぁ。」
「まぁ、今じゃ笑い話じゃないですかぁ。」
「じゃあ、あの頃に俺らに、かんぱーい!!」
ごくごくと音を立ててビールを飲む。
2次会も考えた早めの時間だ。
8月31日、
夏の終わりは見えない。
ふと時計を見ると、
午後5時を指していた。
ふたり8/31
一対1個 百人一首は そうだけど
私とあなたも そうなりたいな
〈歌意〉
百人一首は、1対1セットだ。
その1対でなければ、本物のうたではない。
そんな百人一首のように、私とあなたも、1対1セット、
そのふたりでなければ本物の運命じゃない。
そんな関係になりたい。
心の中の風景は8/30
もう時期秋がやってくる
思い出すのは故郷の風景
木登りして、何回も落ちた柿の木
ザリガニ釣りに出かけた近所の川
引っ越して行った初恋のあの子
あの家はもうない
あの川ももうない
あの子ももういない
心の中の風景は
どこか悲しく懐かしく
その風景は風に乗って
来年のあなたに届くであろう
夏草8/29
「夏草や兵共がゆめの跡」
そんな言葉があるが、この意味は、兵士が戦っていた戦地には、今は夏草が茂っている。
そんな意味らしい。
そして私は、今は夏草が茂る草原に寝転んでいる。
ただの凡人がここにいた、私はそう、誰かに知ってほしかったのかもしれない。
ここでも兵隊共が戦っていたのだろうか。そう思いを馳せ、夏草の匂いをいっぱい吸い込む。
ここで一言
「夏草や凡人共がゆめの跡」
ここにある8/28
ああ、なんてことをしてしまったんだ。
いつかの誕生日、おばあちゃんからもらった熊のぬいぐるみ。
今はもうズタズタのボロボロだ。首のスカーフも見る影もない。
見ているだけで辛くなる。
友達の犬に噛まれたのだ。しょうがない。
でも辛い。嫌になってきた。いっそ捨ててしまおうか。
でも、あの時のくまちゃんは、いつだって、いつも、
ここにある
こころにある
あの時のくまちゃんは、いつだって、何があったってここにあるから。