1/2/2026, 2:43:07 AM
新年
まさかこの人生で誰が
年末年始を病室で過ごす日が来るなんて
思っていたのだろうか
そして その希少さにちょっとワクワクしている自分がいることに
一番びっくりしている
医療は回っている
介護も回っている
世間がお正月気分でも
目の前に病に臥した人のために
働いている人がいる
私はそれを間近で見ることができて
とても誇りに思っている
きっと人生でこれほど
あけましておめでとうございますという
三が日はもう
訪れないかもしれないから
12/31/2025, 10:10:56 AM
良いお年を!
12/31/2025, 7:06:00 AM
星に包まれて
夜年の瀬 星
妙なことにこの夜は
私にとって忘れられない一日になる
「だろう」もなければ「かも」もない
断定だ
星に包まれて 私たちは年を越す
来年は何をしているか分からない
けれどたった一つだけ分かることがある
来年の日の出は あなたと見ること
12/29/2025, 9:33:20 AM
心の旅路
人生山あり谷あり
歩けば山が待っているか、谷が待っているか
そのときになってみないとわからない
人生は旅なのだ
平坦の旅は旅ではないのだ
私は今、谷にいる
一番深かったときに比べれば
若干浅いが
太陽の光が届かないのは変わらない
さて、明日は谷の底で何を書こうか
愛を書こうか、悲しみを書こうか
いずれにしろ
書きたいものを書ければそれでいい
旅の記録なんてそんなもんよ
12/28/2025, 7:44:55 AM
凍てつく鏡
彼女の持っている鏡が珍しく曇っていた
よく見たら氷の層が一枚張っている
「割らないのか?」
「そういう日もある」
そういう日が重なって一枚の層を完成させたと
僕は直感した
割らなければ、鏡が重くなる
「何があった」
「え、急すぎない?」
「いいから」
話を聞く限り、急な雨と気温低下で拭く時間がなかったとのことだ
つまり、周りの環境が彼女の鏡を凍らせたということだ
「飲め、ホットミルクだ」
「……ありがと」
キョトンとした彼女の顔が溶けていくのを確認した
僕も少しだけ、甘いホットミルクを飲んだ