1/10/2025, 8:26:28 AM
幼少期の私は金平糖を星の欠片だと思っていた。小さくて、さまざまな色があって、甘くって。
今思えばそんなことありえないのに、あの幼少期独特の想像力と創造する世界は唯一無二で、大人に近づけば近づくほどにその世界は荒んで、歪んでいく。現実を見るからだ。
白い息が口の端から漏れ出す。冬は夜空がよく澄んで、星の瞬きが強い。
コンビニで何か温かいものでも買おう。暖房のよく効いた店内を物色していると、幼い頃見慣れた想像の塊を見つける。
今日ぐらいは、童心に返ってもいいでしょう。
あの流星のかけらを口に放り込む。
2025/01/27 #星のかけら
12/31/2024, 1:07:25 PM
来年の自分に少しワクワクして、どんな事が待っているか妄想して、0:00をひたすら待つ。
皆様良いお年を。
2024/12/31 #良いお年を
11/8/2024, 9:58:13 AM
「少し似てるね。わたしとあなた。」
そうかな、なんて笑って濁す。あなたにはあなたらしさがあるというのに。
あなたの顔色を伺いながら、私は顔色を塗り潰し、色付ける。
2024/12/31 #あなたとわたし
11/7/2024, 9:22:31 AM
新たな生命と出会い、触れて。
自身の成長を感じ、褒めて。
誰かを想い、慈しむ。
大粒の優しく激しい豪雨が降る。
2024/12/31 #柔らかい雨
11/5/2024, 9:57:05 AM
かつてたくさん遊んだ公園が別のものに置き換わっている時。
昔は意味のわからなかった報道を理解した時。
小さく感じる祖父母、親の背を見た時。
成長や発展は喜ばしいことだけれど、悲しいことも多いと理解した時。
2024/11/05 #哀愁を誘う