12/8/2025, 1:20:10 PM
吹雪のあとには静かな世界がやってくる
雪の積もったその下で
草は眠るように息をひそめる
風は強く空気を巻き込みながら
耳のすぐそばを掠めていく
すっかり白くなったトナカイが立ち上がっては
そのお腹を満たすものをどこか
探し始める
吹雪のあとには静かな世界がやってくる
静かな世界で静かに生きている
11/30/2025, 1:49:57 PM
「ただいま!今日学校でね、」
そこまで書いて手を止める
そして、考えた。
今日学校で彼女は何を見たのだろう
今日学校で彼女は何を聴いたのだろう
何を話したのだろう
何て人と遊んだのだろう
そうやって考える。
ゆっくりしっかり動く私の中で
静かに躍動的に彼女は生きている。
その命のまばたきを鮮明に描きとる。
これは、君と紡ぐ物語
10/20/2025, 1:25:59 PM
friends
10/16/2025, 1:56:19 PM
今の二人をつなぐ思い出の中にあった
「恋」
というもの
なにもかもここからだった
喜びや時に強い苦しみを感じさせる
それが強い欲を産んだ
彼がほしい
彼を幸せにしたい
声が聞きたい
手に触れたい
そんな心の呼ぶ声にほんのすこしずつ
すこしずつだけ耳を傾けた
いったい全体いつこれが無くなったのか分からないが、
今更「好き」をやめるなんて不可能だから
安心してよ。
10/12/2025, 3:38:28 PM
どこまでもどこまでも
続いていくような
この人生は
有限だから
この道の先この道の先
いずれ行き止まりが見えた時には
小高い岡の上から
面白かったと思いたい