あめとむち

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6/4/2024, 3:53:59 AM

恋をした。

甘くて辛い、
恋をした。

この気持ちを誰に知られることもなく、
心の中にしまっておけば良かったのだ。

そうすれば、
誰にあざわられることもなく彼を思い続けれただろう。

でも、たとえ今、
人間不信で困っていても幻聴に苦しんでいても、
私は彼に恋した日々を後悔することはないだろう。

5/29/2024, 1:18:40 AM

赤い光が靴箱を照らす。
まるで、私の心を表したようだ、、。

401、402、40、3、、あった!404、。

靴箱を開け例のものをいれる。
そっと、丁寧に、。

ふと思い出すのは彼の笑顔。
年中半袖で登校するという偉業を、
高校生になっても続けている彼。

この手紙を見た時、彼はどんな反応をするのだろうか。
少しは、喜んでほしいな、、。

そっと靴箱をしめ、
赤い光の方へと向かう。

5/27/2024, 9:43:05 AM

毎晩空を見上げては、
姿の違う月を見る。

欠けては満ち、欠けては満ち、
月は優しく微笑みかける。

だからだろうか、
私の心はとても穏やかで、愛に満ちている。

月が私を包み込んでくれてるから、
そう、思っている。

あぁ、どうか、私がそちらへ向かうその時まで、
私と共に静かな夜を過ごしてほしい。

5/25/2024, 11:17:31 AM

僕は草っ子、僕は草っ子。
道端に生えている草っ子は僕の兄弟。

今日は年に数回しかない不思議な雨が降った。
通常であれば透明な雨、比較的兄弟の大半が同じ時間に経験する雨。

でも今日は違う。降る場所は限られており、
なんたって色が黄色なのだ。

降り止まない雨。
いつ止むのだろうか。

僕はこの匂いが嫌いなんだ。

5/22/2024, 12:10:44 AM

色も何もない、透明な世界があるのなら、
私はそこの住人になろう。

心を彩る感情もない、
頭を悩ます黒いモヤもない、
何もない、ただ透明な世界。

きっと今よりも素敵な日々を暮らせるだろう。

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