僕は君の心が欲しい
一度でいいから普通を味わってみたい
一度でいいからみんなの感じる幸せを感じてみたい
何もいらないなんて思ってしまったら
僕は、薬でも毒でも飲んで死んでしまうから
僕は、追い求めなくちゃならない
僕は、僕を全うしなくちゃならない
僕は、愛されてるって思わなくちゃならない
だけど、
僕は、僕は、僕には、
生きている理由なんてない
死にたくないなんて、首を締めた日にも
薬を何錠かわからないくらい飲んだ日にも
包丁を自分の腹に刺した日にも
思わなかった
死んでしまえば全部失くなるよ
生きていても今はすぐ終わるよ
だから、死んでいいよ
絶望しかなくて、辛くて苦しくて、なにも楽しくなくて、死にたいんだったら、早く死んでいいよ
君のことなんか誰も覚えてないよ
塵になってごみになるだけだよ
誰も君が死んだことなんて悼まないからさ、
何も思わないまま死んでいいよ
死ねるよね?死ねないなんて言うなよ?
あれだけ、死にたいと思ったのなら今すぐにでも死んでみろよ
私のせいで彼は死んだ。
私のために彼は生きている。
創造の君はとても美しかった。
白く透き通った肌に茶色い髪
君の心臓で僕は今を生きている
一緒に見た花火を覚えているか
野原にふたりきり風に揺れる草たちに囲まれて
全てから逃げた、あの日を。
君が愛おしかった。涙が溢れてとまらなかった。
フィナーレを飾る青色の花火は、まるで僕の心を投影したみたいに静かだった。
僕に死をください
金も愛も家族も幸せも友人も学歴も何もいらないから。
君の神様は、死ぬなって言うけど、
僕の神様は、死になさいと言ってるよ
親の神様は、自分の好きな道を選んだらいいと言ってるよ
神様なんて、誰の心にもいる
人間が、なんの問題もなく、苦労もなく、
ただ都合のいいように解釈をするためだけに使う
、お金もかからないとっても便利な物だね。
神様は、
ただの精神安定剤のようなものなのに、そんなものに選択を委ねて、自分で選ぶことを放置して、
そんなんでも君、人間なの?
変わらぬ愛を求めていた
いつでもどこでも愛されていたかった
愛されて、やっと自分を見つけることができたのに、傲慢な僕はすぐに相手を捨ててしまう
体は満たされ、20にも満たない精神は妖艶と化していく。
君に会いたかった
虚ろな記憶で君を求めたとて、もう君はいないのに。どうして涙がこぼれるのだろう
愛されたい、愛したい
満たされたい、満たしたい
ずっと愛だけを感じていたい
この前までは知らなかったのに
みんないいなぁ、生まれたときからこの感情を知っていたんだ。ずるい、悔しい、憎い、恨めしい、殺したい、死んでほしい
僕の感情は、僕だけのものなのに、どうして罪になるのだろう。僕の世界は僕だけのものなのに、どうして裁きを受けるのだろう。
僕はもう死んだんだ
夏の夜空に見守られて
僕はもうしんだ、
君を忘れるずっと前に僕は死んだんだ
僕が僕であるがために。
もうとうの昔に忘れた
君になんか出会ってない、僕は何も見ていない
孤独な君を愛していた、
他には何もいらないと教えたのは君だろう?
だから僕は全部捨てたんだ
金もプライドも将来も自分も全部忘れたんだ
もういらないんだ、僕が君を思い出すと嫌なことばかりなんだ、君が僕になると面倒で疲れることばかりなんだ。
僕はずっと僕でいい。君はずっと僕でいい。君はもう死んだ、僕を知るずっと前に。