NoName

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私のせいで彼は死んだ。
私のために彼は生きている。
創造の君はとても美しかった。
白く透き通った肌に茶色い髪
君の心臓で僕は今を生きている
一緒に見た花火を覚えているか
野原にふたりきり風に揺れる草たちに囲まれて
全てから逃げた、あの日を。
君が愛おしかった。涙が溢れてとまらなかった。
フィナーレを飾る青色の花火は、まるで僕の心を投影したみたいに静かだった。

4/15/2024, 11:10:02 AM