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7/17/2023, 6:31:06 AM

こういうのはよ
しっとり真夜中、星瞬くころ
物憂げな視線を、ゆっくりあげて
ようやく浮かぶもんなんだろな

真昼の中天、快晴、雲無し!!
あち、あち、熱い!!



#29 お題:空を見上げて心に浮かんだこと

7/8/2023, 1:13:02 PM

見下ろす街の明かりが眩しいほど
自分の立つ土地の暗さを感じる

人が生きる光からは孤独を感じても
月明かりと星の瞬きは私に寄り添う

それがとうの昔に消え去っている命の最期の輝きだとしても
見上げた私の瞳は柔く照らされ、それを明日への灯火とするのだ


#28 お題:街の明かり

7/3/2023, 12:27:28 PM

このみちでは
からだはつぶされ
いきもできず
なんじかんも
くらいなかを
はいずることになるだろう

そういわれても
わたしたちはまよわず
とびこみました

あなたにあえるといわれたからです


おかあさん



#27 お題:この道の先に

7/2/2023, 11:33:53 AM

きつい日差しに目を焼かれても
外を見る

そこにあなたがいたから


#26 お題:日差し

7/1/2023, 11:48:12 AM

数時間後の小テストが
半年後の期末テストが
数年後の受験の合否が

そのどれもが恐ろしくて
追い立てられるように籠っていた
空調の効いた肌寒い自習室の窓からは

暑そうで蒸しそうで眩しそうで
影もできないほどの晴天が青く広がっていて

問)まだ涼しさの残る朝靄の中から、月が中天に昇る頃までその部屋にいる彼女は、何を思ったでしょうか

答)

またいつものように手が止まる筆記問題の
解答欄の上に落ちた染みは
消しゴムで容易に消せないものでした


#25 お題:窓越しに見えるのは

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