【君からのLINE】
僕は自分から誰かにLINEする事はほとんどない
そのためか僕にLINEをしてくる人もそれほど多くはない
その方が楽だった
ゲームをしている時に邪魔が入る事は滅多にないし
1人の時間を満喫できるから
それなのに最近は君からのLINEを待っている自分がいる
少し前まではただのクラスメイトだったのに
LINEを交換してから何故か気になって仕方がない
待てど待てど君からのLINEは来なくて
我慢できずに僕から送ってしまった
ずっと前から知り合いであったかのように会話は弾み
「おやすみ」の言葉ももらえた
それだけで今日が
今までにないほど幸せな1日になったような気がした
次は君から送ってくれるかな
僕はまた君からのLINEを待っている
【些細なことでも】
人は見かけによらない
なんてよく言うけれど本当にその通りだと思う
どんなに強そうな人でも
結局は同じ人間なんだから
痛みは感じるし
辛いと感じることだってある
人の心が壊れる瞬間なんて一瞬
ずっとずっと耐えていたものが
耐えきれなくなって
溢れて壊れる
壊れるきっかけは些細なことかもしれない
それでもどんなに些細なことでも
人を壊してしまう力がある
壊れたものを治すにはすごく時間がかかる
耐えてきた時間よりももっと多くの時間が
互いに思いあって生活していきましょう
ちょっとした優しさが誰かを救うかもしれないから
些細なことでも人を変える力がある
良い方にも悪い方にも
些細なことにも気づけるように
世界を見てみましょう
【心の灯火】
火はすごく弱いもの
ちょっとした事で消えてしまう
ずっと燃え続けることはできない
それでも懸命に輝いていて
太陽は眩しすぎると感じる人々を
暖かく照らしてくれる
それは人も同じ
どんなに輝いているような人でも
少しのきっかけてふと消えてしまう
努力し続ける事は簡単なことじゃない
休み休みやらなきゃすぐに燃え尽きてしまう
消えてしまうきっかけは外からの攻撃だけではない
自分自身で消してしまう事だってある
心の灯火なんて目に見えるものではない
それでも目に見えないからと
むやみやたらに風を送り続けたら消えてしまう
いつ消えるか分からないよ
そんなに強風を吹かせないで
心の灯火を守る最大の壁は自分自身
自分で自分を守ってあげることが大切
でも自分の守り方なんて教えてもらえない
守り方は人それぞれだし
周りの環境による
私はまだ正しい守り方なんて分からないし
優しい風の送り方も知らない
これから何度も失敗して学んでいくのだろう
それまでどうか心の灯火が消えることがないよう
心から祈ってる
【不完全な僕】
僕は全てのことにおいて中途半端な人間だ
勉強もできないわけではないけれど
特別できるわけでもない
運動だってものによるし
容姿だって平凡だ
そんな不完全な僕が本当に嫌で
毎晩憂鬱になる
それでも僕は恵まれている方だから
望まれて生まれてきたから
毎日平気なふりして笑ってる
僕の周りにもいつも笑顔が溢れてる
きっとみんなも僕とそう変わらないのかもしれない
誰もが称賛する人間なんて
ほんの一部だし
そんな特別な人のことも裏では嫌っている人がいる
誰からも好かれる
誰よりも秀ているなんて事はできない
皆んな完全なわけじゃない
どこかに必ず欠点がある
それは大人も子供も関係ない
だから僕ら人間は支え合わなきゃいけないんだ
不完全な僕らは1人では生きていけないから
【言葉はいらない、ただ…】
他の動物には言葉が通じない
理解はしているのかもしれないけれど
相手の言葉を理解してあげることが私にはできない
でもあの子達は言葉が通じなくとも
私のそばにいてくれる
私を見守ってくれて
寄り添ってくれる
言葉が通じるが故に傷つけられることもないし
あの子達の前ではありのままの自分でいられる
外で傷つけられた私を癒してくれるのはあの子達
いつか言葉が伝わる相手で
私を癒してくれる人が現れるだろうか
その時は私も相手を支えてあげられるかな
言葉はいらない
いらないからただそばにいて欲しい
そういう関係でありたい