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6/5/2024, 1:21:59 PM

【誰にも言えない秘密】

私はどんな風に他の人に写っているのか
明るい
面白い
よく笑う
優しい
よく言われるのはここら辺かな

でもどれも私からしてみたら
他の子のことを言っているみたい

本当の私はそんなにできた人間じゃない

常に笑顔を貼り付けて
心の中では相手に興味なんかない
1人の方が楽
でも1人は不安になる

なんて冷淡でめんどくさい人間なんだろう

こんな自分を知っているのは私だけ
他の人に教える気は無いし
言えるはずもない

醜い自分は自分の中に隠す
他の人は悪くないから
周りに迷惑かけないように
私の中だけにおさめる

これは誰にも言えない私だけの秘密

6/2/2024, 2:05:09 PM

【正直】

陽キャが怖いとか
大人数で固まる必要なくね?とか言ってるけど
正直言うとみんなと仲良くしたいし
私も彼らのようにキラキラした生活を送りたい

でも
陽キャが怖いと言うのも
大人数は疲れる
というか人とずっと一緒にいるのは疲れると言うのも
全て本音ではある

どちらも本当のことだけど
矛盾してしまっていて
自分でもどちらに従えばいいか分からない

疲れても理想の生活を送るか
自分と向き合って労りながら静かに生活をするか
どちらもいいと思うけど
やっぱり
無理してときめきなどを求めるより
安心感とかリラックスできる方がいいと思う

他人より自分を1番に考えてこ
それを外に出さなければ自己中だとは思われないし
自分も大切にできる

自分が万全な状態じゃなければ余裕なんてできないし
相手のことも大切にできないよ

正直、こういう考えも
全部綺麗事だと言われればそれまでだけどね
自分でも思うよ
それができたら苦労してないって

でも表面だけでも希望を語ってた方が
なんか上手くいく気がする
だから私はこれからも
綺麗事を綴り続ける

6/1/2024, 2:15:52 PM

【梅雨】

じめじめとした時期
毎日のよう雨が降って
湿気もすごいし、髪はまとまらないし
嫌なことも沢山ある

それでも私はこの時期は嫌いじゃない
綺麗な紫陽花などが咲くし
お気に入りの傘なんかもさせる
そして何より
雨上がりの太陽に照らされた世界は輝いて見える

確かに濡れるのは嫌だけど
それでも雨を、この時期を嫌いにはなれない
この時期のおかげで草花は大きく成長するし
あぁこれから夏が来るんだな
季節が移り変わるんだぁって感じることができる

私は梅雨は嫌いじゃない
好きかときかれたらそうでも無いけどね

5/31/2024, 8:58:36 PM

【無垢】

純粋無垢でいられたならどれだけ良かったか
小さい頃はあんなにも無垢で潔白で
未来に希望を抱いていた

だが今はどうだろうか
褒められても
その言葉の裏を考えてしまい素直に喜べない
将来やってみたいことがあっても
収入が安定しないなどの理由で諦める

純粋無垢なまま成長するってきっとすごく難しいこと
もしかしたらそんな人いないのではないか
もしいるのだとすれば周りの人のおかげだね
すごく守られてきたのか
はたまた性格がそうなのかは知らないけれど

世界を知ると
社会を知ると
自然と心が汚れていく...気がする
それで自分が成長出来ているのかも分からない

子供の頃に戻りたい
純粋無垢な状態に
あの時の輝いて見えていた世界をもう一度見てみたい

いや輝いて見えていた世界を作るのが
成長した自分の役目なのかもしれない

それならば世界を輝かせるために尽力を尽くさなければ
未来の人々のために
あの時見ていた輝いている世界を実現せねば

仕事にもたくさんの種類があるけれど
必要ないものなんてない
多くの仕事があって
その仕事があるからこそこの世界は成り立っている

大人だって夢を見る
それが無垢と呼べるかは分からないけれど
子供の頃と同じなのではないかな
ただ子供の頃と違って実現する力を持っているだけ

だとしたら今でも無垢であると言えるのかもしれない

5/30/2024, 2:53:06 PM

【終わりなき旅】

どこかの村に1人の少女がいた
その少女は不老と呼ばれるもので
年老いることがなかった

しかし不死ではない
下手をすれば死ぬ可能性だってある

いつもどこか孤独感を感じていた少女は
いつしかどのように人生を終えようか考えるようになり
ついには自ら自分の命を絶とうとさえしていた

しかしいざ死のうとすると
生き物の本能なのか手が震え死への恐怖が少女を襲った

少女は気づいた
自分はまだ生きていたいのだ、と

少女はただ何もせずに生きるのではなく
なにか自分にしかできないことをしたいと思い始めた

そして少女は旅に出ることを決意した
その日は彼女の心情を表したかのように
空は晴れ渡っていた

少女が旅に出る理由は1つ
『世界が平和になることを見届けること』

人がいる限り争いは絶えない
大きさはそれぞれ違うけれど
必ずどこかで争いが起きている

多くの人々が存在し
人の数だけ考え方がある
これは素晴らしいこと
そんな世界だからこそ争いは絶えない

少女は自分の不老の力を用いて
叶うかどうかも分からない目的を果たすために旅に出る

これはとある少女の終わりなき旅の話

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