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3/30/2024, 1:29:32 PM

【何気ないふり】

私は常に偽ってきた
誰にも悟られないように
笑顔を貼り付けて

大人の望む模範的な生徒を演じる
それが癖になってしまって

本当は自分が何をしたいのかも分からないし
周りに心配されるたび『大丈夫』という言葉が口をついて出てしまう

いつからだろうか
こんなに周りを気にするようになってしまったのは

私にだってあったんだ
他の子と同じように
なんの心配もなく無邪気に笑っていた時が

次第に周りからの心配の声もなくなって
逆に頼み事の方が多くなった

周りからの期待もどんどん大きくなって
いつもより上手くいかないと失望したような顔をされる

それが見たくなくて
また何度もやり直して完璧を目指す

それの繰り返し
疲れたってしんどいって
どうしてそんなに簡単に言えるの?

本当は助けて欲しい
誰でもいいから
『頑張ったね』って

認めて欲しい

そんな思いを今日も隠して
何気ないふりをする

模範生徒の仮面を被っていい子を演じる

私は『大丈夫』まだいける
そう言い聞かせて





〚いつまで何気ないふりを続けるの?〛

3/29/2024, 2:50:13 PM

【ハッピーエンド】

どんな物語にも必ず終わりがくる
それが良い終わり方なのかはたまたあまり良くない終わり方なのか

私は良い終わり方
言うなればハッピーエンドと呼ばれるものが好きだ
まぁ大半の人がバッドエンドなどよりハッピーエンドの方が好きだと言うだろう

最近はハッピーエンドでは終わらないもしくは考え方によってはバッドエンドになりうるものが増えてきたように感じる
私は少し悲しくなった

確かに多様性の世の中ではあるし表現の仕方も自由

それでも私はご都合主義でも良いから夢を見ていたい
フィクションだからこそハッピーエンドで終わらせたい

人生も1つの物語のようである
終わり方は約束されてはいないけれど
それでもいつか終わりがくる

自分の人生の終わりがハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは正直自分次第

シナリオなんてないから
悔いのないように1日1日を大切にしていきたい
自分が紡ぐ言葉を
自分の行動を
振り返った時に後悔しないように

少なくとも周りの人の人生のハッピーエンドの1部になれるように
バッドエンドの1部にならないように

私はハッピーエンドが好きだ

バッドエンドになんか絶対にさせない

3/28/2024, 1:10:43 PM

【見つめられると】

人に見つめられると目を逸らしてしまう

私は人と目が合わせられない

理由は自分でも分からない

仮説でも立ててみようか

1つ目
目を5秒以上合わせると相手が石になってしまう

2つ目
人と目を合わせられない呪いがかけられている

3つ目
目を合わせると私が爆発する

4つ目
実は私は誰かに操作されていて目を合わせないようにされている

5つ目
ただの人見知り

.........どれもありうるかもしれない

どれが理由だとしても私は人と目を合わせられない
見つめられると緊張してしまう

顔に熱が集まって言葉が上手く出てこなくなってしまう

目が合わせられない理由.........あっ

3/27/2024, 10:49:24 AM

【My heart】

私の心は誰にも見えない
私だって誰かの心が見えるわけじゃない

相手が今何を思っているのか
何に傷つくのか
何も分からない

だからこそ相手を大切にするべきだ

見えないからこそ

相手が笑っているから大丈夫
嫌がっていないから大丈夫
本当に?

きっと大丈夫なんかじゃないよ
すごく傷ついてる
今にも泣き出してしまいそうなのに
頑張って耐えている

君は気づけるかな?
相手の心が見えない君に
気づくことができる?

私は…
まずは自分の心と向き合うことから始めようかな
自分を大切にできない人は人を大切にできないとも言うからね

本当に人を思うならまずは自分を知ることから
あながち間違いではないと思うよ

余裕がないと人のことなんか考えてられないからね
よっぽどのお人好しか良い人でない限り

別に良い人になれって話じゃない
私も良い人ではないから

ただ私が伝えたいのは
自分も相手も大切にしろってこと

相手もちゃんと人間で
心もある

それを忘れないで

3/26/2024, 1:00:04 PM

【ないものねだり】

あの子が羨ましい

笑顔で
優しくて
いつも中心にいる
太陽のようなあの子が

私はあの子になりたい

誰かの顔色を伺い
頼ることも出来ず
いつも1人隅に取り残された私

こんなんじゃ真逆じゃないか

あの子はこんな私ですら照らしてくれる
あの子がいなければ
私は光る事も出来ず
宇宙をさまよっている石ころと変わらない

いつしかあの子にこぼしてしまった

「羨ましい」

あの子は驚いていたけれど
それも一瞬
優しく笑ってあの子は言った

『私も羨ましい』

優しく寄り添ってくれる月のような私になりたいと
初めて知ったあの子の本音

私達は互いに羨み、憧れていた

雲ひとつない夕焼け空に2人の笑い声が溶けていき
月と太陽が互いに見つめ会うように浮かんでいた

結局ないものねだりだったんだ
私は私で誰かになることなんかできない
でも誰かが私になることも出来ない
それでいいんだ

私の代わりも
あの子の代わりも
誰一人として存在しないのだから

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