夜の海ってなんか怖くね?
なんか海に近づいた途端に水面から白い手がズモモモモって上に伸びてきて来て、そのまんま勢いよく手足を鷲掴みにして海んの中に引きずり込んできそうな怖さがあると思うんよ。
デブならワンチャンあるか?
自転車に乗って……
自転車に乗って……
自転車に乗って……。
ギーギーと鳴く錆びついた自転車の傍ら。
新しく買い替えるという選択肢は、自分にはなかった。
金ねぇからな。
皆さん。小学生の頃、授業の一環としてリコーダーを吹いたりしていませんでしたか?
自分もその一人でした。
吹き始めは簡単で、こんなの楽勝楽勝とたかをくくるのも束の間。
段々使う指の本数が増えていくにつれて、ダブルタスクが苦手な上、当時あまり指が長くなかったのも相まって、指示通りの音を吹くのが難しくなっていきました。
シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ……。
ミの辺りからはもうついていけない。
その授業の最後に、これまでに習った音階を続けて吹いてみよう。
先生がそう言いますと、皆軽々と余裕そうに音を鳴らすのです。
ピー、ピー、ピー……。
その中に混じりますはピュゥー、ビュー、ビゥゥー……。
きっと誰もそんなこと言いやしないでしょうが、どこともなしにこんな声が聞こえてきた気に思えます。
「君の奏でる音楽、すっごい下手だね」
皆さんこのお題見た時絶対こう思ったでしょう。
ワンピースだこれ。
やべぇこれめっちゃワンピースのことしか頭に思いつかねぇどしよ。
麦わら帽子だなんていっても、まあ普通そんな縁ない訳で。
何とかこう、上手いことオリジナリティ溢れるアイデアが思いつかんものだろうか。
麦わら帽子、麦わら帽子、麦わら帽子……。
そんな風に頭を悩ませているとですね、突如として頭に流れてくるんですよ。
麦わらのー帽子のきーみがマリーゴールドに……って。
あいみょんじゃねぇかよ、おい。
アポカリプスっていいよね。世界終末ものの作品。
自分めっちゃそういうの好きなんすけどもね、ハイ。
やっぱ普通、人ってフィクションでしか存在しない超能力だとかドラゴンだとか、そういうのに皆憧れるし、実際現実にもあって欲しいなぁとかってな風に思うじゃあないっすか。
あらやだあてくし、いつの間にか世界滅亡を願っちゃってたわ。おほほほほ。
ガチで世界滅ばんかな。なんかおもろそう。
ラーメンだけは残してくだしぃ。美味いから。