5/10/2023, 1:26:44 PM
モンシロチョウで思い出した。
私がまだ義務教育を受けていた頃、
実家が引っ越す前の家のこと。
毎年夏が近づくと、
庭先の植物にチョウチョの幼虫が現れる。
いつの間にか5、6匹いて、
葉っぱをムシャムシャと我がもの顔で食べている。
その様子を見たり、音を聞くのが好きだった。
サナギになると動かないので見る回数は減り、
気がつくとカラッポになっている。
結局、チョウチョの姿を見ることは殆どなかった。
夏の一時、今でも鮮明に覚えている。
トゲが生えた枝。
鳥のフンのような姿。
大きな目のような模様。
突っつくと飛び出す臭いツノ。
あ、
それアゲハチョウだ。
~モンシロチョウ~
5/9/2023, 1:02:56 PM
正しい選択をした
当時を思うなら
選択肢なんてない程に追い込まれていた
もしも拒んでいたら
今の私はなかっただろう
同じ状況なら誰でもそうしたと思う
でも
どんなに望みが薄くても
どんなに堅実な判断でも
自分を信じてあげられなかったことに
涙を抑えきれなかった
~忘れられない、いつまでも。~
5/8/2023, 11:08:57 PM
子どもの頃は何でも一大イベント
春夏秋冬
入学、進級、卒業、進学
当たり前だと思っていたのに
もう得られないわくわく
今じゃ毎年毎年ひたすらに
暑がったり寒がったりの繰り返し
いつ卒業できるのかな
ほら、また暖かくなってきた
~一年後~
5/7/2023, 2:10:02 PM
とても活発で
とても絵が上手で
とても笑顔が素敵な人だった
卒業と同時に会う機会はなくなって
しばらくして大人になって働いて
いろいろ学んでいく中で
今どうしてるかなと思いを馳せる時もある
“素敵な人”という指標をくれた憧れの人
ずっと初恋だと思っていた
~初恋の日~
5/6/2023, 12:44:06 PM
願うことなんてない
私が愛するものを愛するまま終われるのなら
これ以上の幸福はない
え、強いていえば?
そうだな……
本当に世界がなくなりますように、とか?
~明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。~