モンシロチョウで思い出した。
私がまだ義務教育を受けていた頃、
実家が引っ越す前の家のこと。
毎年夏が近づくと、
庭先の植物にチョウチョの幼虫が現れる。
いつの間にか5、6匹いて、
葉っぱをムシャムシャと我がもの顔で食べている。
その様子を見たり、音を聞くのが好きだった。
サナギになると動かないので見る回数は減り、
気がつくとカラッポになっている。
結局、チョウチョの姿を見ることは殆どなかった。
夏の一時、今でも鮮明に覚えている。
トゲが生えた枝。
鳥のフンのような姿。
大きな目のような模様。
突っつくと飛び出す臭いツノ。
あ、
それアゲハチョウだ。
~モンシロチョウ~
5/10/2023, 1:26:44 PM