7/17/2024, 1:58:56 PM
『なんでこんなこといつまでも覚えてるんだろうな、って自分でも呆れるくらい、くだらない記憶も。
もう二度と思い出したくないってのにいつまでも頭にこびりついて取れない、嫌な記憶も。
……思い出せる記憶があるってのはさ、それだけで幸せなことなんだぜ』
そう言って彼はさみしそうに笑っていた。
その言葉を彼から聞いたのはもうずいぶん昔、私が10歳の時で。彼は外から街にやって来た旅人だった。
彼がその後どう街で過ごしていたか、いつ頃街を出て行ったか、全く覚えていない。
ただ思い出すのは、あの言葉と表情だけだ。
「……思い出す記憶があるのは、それだけで幸せなこと」
私は今日もそう呟いて、ひとりさみしさを紛らわすのだった。
『遠い日の記憶』
7/17/2024, 8:47:50 AM
ある日の夕方。
携帯の画面に落としていた視線を、ふと上げてみた。
目の前の空は、夕暮れの黄金色と夜闇の濃紺が今にも混じり合おうとしていた。
きれいだな。
そんな言葉しか浮かばなかった。
空を見上げて心に浮かんだこと
7/15/2024, 9:08:16 AM
ひとり行動が性に合っている。
誰かと「手を取り合って」何かをしたりすることは大の苦手だ。
だけど、小説や漫画、アニメやドラマや映画の中で、登場人物同士が「手を取り合って」、何かを成し遂げるシチュエーションが好きだ。超熱い。油断するとすぐ泣いている。
これって一体なんだろうな、と自分でも思う。
手を取り合って
7/11/2024, 2:21:18 PM
たった1件LINEが届いただけで、何かが変わるような気がしてわくわくできるから不思議だ。
1件のLINE
7/10/2024, 3:01:27 PM
目が覚めたら。
小学生時代くらいに戻ってないかな。
これまでの、すべてのことは悪夢だったことにして。
目が覚めると