「愛」なんて分からない
不確かで
見えなくて
もらった記憶も実感も・・・
だから
与えられないし、必要ないって思ってたら
あなたに出逢っちゃった
可愛い
愛おしい
苦しい
辛い
この、くるくる周る気持ちがなんなのか
わからなくて戸惑うけれど
これがそうなら、あなたを愛していると言えるのかな
いらない
どうせうわべだけに決まってる
寂しいなんて言わない
でも
少しだけ
何故か
ギュッと締め付けられる事がある
いらないはずなのに・・・
必要ないっ!て言い聞かせたはずなのに
絆されて
悪くない・・・、そう思う自分がいる
本当は・・・どうしたい??
強がって、悪ぶってみても
ズカズカッ
踏み込んでくる
扉を閉めて、鍵をかけたはずなのに
バァァァんと扉を開けて
お構いなしに、踏み込んでくる
都合?
性格?
そんなの一才関係ないねっ
だから、不思議と笑っちゃう
もう、仕方ない・・こうなっちゃうと
認めるしかない
私が嫌いなアタシが
あったかいって思っちゃったから
膝を抱えて、俯いて
あの日とこの日を数えてる
思い出は
キレイで
辛くて
頬を染めて
少しバカな自分を含羞む
逃げれない日々も、歩めたあの日も
醜い自分を写す鏡は、そばにあって
決して逃げられない
逃がしてくれない
罪悪感で埋まっても、幸福感で満たされても
近いのに、果てしなく遠い
決して手には入らないもの
いっそ、壊してみようか?
そんな勇気もないくせに
あなたの瞳
私の瞳
同じものを見つめるのに
近寄る事も交わることもない
一方通行
抗っても報われない気持ち
ちょっと期待しちゃう気持ち
どんなポジションなら正解?
どこに座るのが正解?
あなたの隣?
あなたの後ろ?
気持ちは逆さま
でも
もう少しだけ
このまま
手から溢れた物
大事だった物が無くなった
この時はずっとある物だと
当たり前のように思っていた
“行かないで”
それはあなたを追い詰めた
悲しげで、それでいて綺麗で
小さく首を横に振る
もう遅いよと・・・・