深く深く深く

閉じ込めて

縛って

沈めておく

なんてことない顔して

落ち着け

きっと気づかれない

嘘と本音で揺動く

わたしの心の深呼吸

“時を繋ぐ糸”

姿は過去

意識は未来

でも今を生きる

全てがあべこべ

違う世界を生きて

交わることなく、出会うはずがなかった

それなのに

あなたを繋いだこの糸は

あなたを引き寄せた

‘祈りの果て’

どこに祈る

何に祈る

どんなに祈っても

どれほど切望しても

手に入らない

それでも

それでも

手に入れたいと願いながら

叶わないと知りながら

きっと、いつか、ひょっとして

勝手に作り上げて

自分で迷い込んで

抜け出せなくなる

答えはきっとどこかにあるけど

どこで見つかるか

見つけられるか

周りの視線に惑わされて

自分じゃない自分が作られていく

外に吐き出しても

きっと欲しい答えはそこにはない

間違っても

戻っても

立ち止まっても

意思を持って進んでみる

叶わないと思ってた

適わないと覚悟してた

それでも止められない気持ちを

どうにか、フタをした

誰よりもあなたの傍にいたいのに

どうしてもあなたの傍にいたくない

見たくない

そんな笑顔のあなたを

見たくない

そんな優しいあなたの顔を

私には決して向けられない

でもやっぱりあなたの傍に

そう思う私を私が嫌いだ