一つ賭けをしてみる
明日、晴れたら
万が一、晴れたら
諦めて、しまい込んだ気持ちを
叶えてみよう
間に合うだろうか?
もう遅いだろうか?
貴方の元に行くことを
何度も、何度も
躊躇ったけど
がっかりしないかな?
澄ました顔で「あら?久しぶり」なんて
きっと言えない自信があるわ
昔から
皆の中にいても
ふと気づくと
疎外感というか
1人になっている
まるで最初からそこにいなかったかの様に
いつの間にか外から自分を見てるみたい
不思議と
こういう事が起きる
きっと
自分でも気づかないうちに無意識に
一人になりたがっている
強がりで男まさりで
意外と涙もろい
あなたを好きになれないかもしれない
それでも・・・いいの??
そう言って始まった
それでも良いと思った
自分の手に収まるのであれば
そんな関係でも
最後はそうじゃなくなると
信じてた
あの日
大きくて澄んだ瞳は
泣いて真っ赤に染まった
「もう一緒にいる意味がない」
こんなはずじゃなかった
そう思いながら別れを選択したあの日
4年後
再開した時
そこには
あの時の変わらない澄んだ瞳があった
嬉しくもあり
苦しくてもあって
複雑な気持ち
はっきりしたことは
その瞳には
他の誰かが映っている
あなたの元へ
どんなに辛くても
どんなに苦しくても
どんなに遠くても
あなたの元へ
あなたと私の命の天秤は
どんなことがあっても
一心同体
きっと
楽しさも
喜びも
一緒に分かち合う
それがどんなに嵐の運命でも
きっと
きっと
一緒に歩いていくの
あなたの心は私の内に
私の心はあなたの内に
キラキラと電球が光る
あの人の隣
2人、ゆっくり
ゆっくり
歩いてく
でも手はつなげない
恥ずかしくて
照れ臭くて
触れるか、触れないか
そんな危うい関係
提灯の灯りが私の頬を
赤く染める
きっとバレないね
あなたにドキドキしてること
ニカって笑う貴方の笑顔
鼓動が聞こえちゃう
楽しいのに
苦しいような
落ち着かない
赤く染まった私が
両手で持ってペロッって舐めれば
少しは可愛く見えるかしら?
少しはドキドキしてくれる??