電車の窓から、見える河川敷に、私は切なくも大切な思い出が蘇ってくる
小さい頃に、この河川敷で遊んだんだ、あの時は、河川敷の横を通る、電車が風景の一部でしかなかった
今では、私は、その風景の一部になっていた
この河川敷に電車で通っているとき、窓からみるたびに、昔の自分がいるような気がするんだ
子供のままで、今でも走って遊んでいるんじゃないかって。
明日世界が終わるなら、言えなかったことを、すべて言おう
つまらないことで喧嘩してしまった人に仲直りをしてみよう
散歩して、自然を楽しみ、親しい人に感謝をいいに行こう
積まれた本を、なんとなく読んでみよう
埃がかぶった楽器を弾いて歌を歌ってみよう
明日世界が終わるなら、いつでもできたはずなのにしなかったことをきっと後悔する
どれもこれも、今できること
本当に明日、世界が終わる前に
したかったことを、はじめてみよう
きっと、できるよ。
瞼を閉じて、耳を澄ますと、聴こえてくる、鳥の歌声、虫の求愛、草木の音に水の音、透き通った心地よい風がスゥーと私の髪を揺らしていく
瞼の裏には、懐かしい記憶がスライドしていく、少しばかりいろんな音や記憶を楽しんだあとに、深く深呼吸してみると、春の香りがやさしく私を包み込んでくる
ゆっくりと瞼を開いてみる、心に太陽の光がさんさんと降ってきて、心のシャワー浴びる、気持ちをリセットしたあとは、なんだか今日は、素敵なことが起こりそう、なんて考えながら1日がはじまっていく。
いつも、並んで歩いていた
春の桜も、夏の海も、秋の公園も、冬の街並みも
でもだんだんと足並みはずれていくんだね
いつのまにか、遠くになっていって
背中がだんだんと小さく見えなくなって
わたしは、どこにいるのかわからなくなってしまったよ
ずっと隣で、歩いていく事があたりまえに思っていた
夕日に照らされる、わたしの影、隣があいた、さみしい影
私、ひとりでも、歩いていくよ
あなたからもらった、想いを心のポケットにしまって、新しい出逢いを見つけるために。
僕のお気に入りは、本さ、いつでも冒険させてくれるんだ、たった一行でも、自分を大きく変える言葉に会うときもあるんだ、そこで出会う数々の言葉達は、悲しいとき、僕をなぐさめてくれるんだ、いちばんたいせつなことは、目に見えないってね。