静かな夜明け
その瞬間は眠れなかった
近代的な建造物に太陽が顔を出す瞬間
夜が少ししがみついてくる頃合いに息継ぎ、深呼吸、
ため息はモラハラであると非難轟々になるから
カッと目を開く
いつだってきっかけを探していて
毎日の夜明けには目もくれない
目覚ましに逆らうかどうかで
選べてるという我を通している
集団に混ざるための静かな夜明けが来る
もう少し、あと少し繰り返したら
折り合いがついて解放されて昇華される
大きな夜明けまであと少し
旅の途中
フラっと外に出ればその辺中他人だ。
過去も未来も情がある他人だった。
寿命を代償にしたいくらいなものもいつのまにかその辺に転がる
歩くから道が途切れれば扉も閉まって、でも蓋を開けたらって
ああ、誰かのゴミ箱か。期待して損した。
両手から溢れるものに泣いてきた。
全て捨てなきゃ手を握れないんだ
捨てたら僕が悪い、僕が悪い
鏡をみてその姿が憎いけど
手で割ると怪我するし片付けるのは僕だ。
そのうち頑張ってコップを知って、バケツを知って、プールを知った。逆にて溺れそうになったけど
それでも旅の途中、
まだ少し最後の言葉を選ばされるのが怖い
日陰
日陰と日影がある
陰口は目の届かないところであり
僕が踏まれるのは影だ
陰の方はカーテンの遮断のようにまあ、まあ、致命傷ですむこともある
小さな勇気
自分で自分に意味を見出し始めた
mbti、血液型
それだけで私を推しはからないでほしい
こけて這いずってでも
私は私の選んだ人と目を合わせていたい
正義と悪の悪側であっても
あるいは正義と正義の片方であっても
肯定とか否定とかの話じゃなくて
ちっぽけだから貴方を選ぶ
好きに勝手に着いていく
一人にはしない
やさしい嘘
貴方の大丈夫は最悪は避けれました。であって平気ですではない。
いっぱいいっぱいやさしい嘘に仮装したお世辞を受けた人はそのうち引き算をしらなくなる
どちらかが傷を引き取らないといけないのであって
致命傷だ