旅の途中
フラっと外に出ればその辺中他人だ。
過去も未来も情がある他人だった。
寿命を代償にしたいくらいなものもいつのまにかその辺に転がる
歩くから道が途切れれば扉も閉まって、でも蓋を開けたらって
ああ、誰かのゴミ箱か。期待して損した。
両手から溢れるものに泣いてきた。
全て捨てなきゃ手を握れないんだ
捨てたら僕が悪い、僕が悪い
鏡をみてその姿が憎いけど
手で割ると怪我するし片付けるのは僕だ。
そのうち頑張ってコップを知って、バケツを知って、プールを知った。逆にて溺れそうになったけど
それでも旅の途中、
まだ少し最後の言葉を選ばされるのが怖い
1/31/2025, 8:39:08 PM