お祭り騒ぎだな。
例えば、プレゼントされたものを気に入って、それを使うんじゃなくて似たようなものを買い漁ったりさ。そしてそのプレゼントされたもの自体はろくに使わなかったり。
例えば、これ気に入って買ったんだ、と見せたら、似たような、見せたものより良さそうなものを買って見せてきたり。
楽しそうでいいな。
こっちはそんな親で絶望してるぞ。
社会性だよ。ふざけんな。今じゃねえわ。明日いらねぇとかないからな。エブリデイ毎秒だよ。くれ。
みんなどうやって息してんだマジで意味が分からない。エレベーターに微妙な知ってる顔と乗らなきゃいけない時とかどうしてんの。
子供の頃同じ区画のババアがおかえりーって声かけてきたけどあれなんて返してた? ただいま? ここ家じゃないけど? ってなんなかったの?
生き辛ぇなキッズ時代からだよ。
未だにコンビニによって店員がレジしてくれるのとこっち側から自分でやらなきゃいけない時でクソあたふたすんぞ。あの沈黙どうにかしてくれ。
手のかかんねー子供だったと思うよ。顔色伺いまくってたもん。よくさ、お前は橋の下から拾ってきたとか言うじゃん。昭和。めちゃくちゃ言われてたし、怒られて玄関から放り出されたこともあるし、ベランダに出されて鍵かけられたこともあるよ。まともに育つやついるのかな。理由は確か飯時にテレビ見てたとか、言うこと聞かなかったとかそういう類のやつ。一般家庭だよ。外から見たらそう。殴られたりとかはないし。
小学校上がってたかな。そのくらいの頃。どっか出掛けた時にね、駅で知らねーうちに知らねー親の隣歩いていたことある。自分の親と思って。服似てた。で、途中で気づいて、向こうも気づいて二人で見つめ合ってびっくりして、駅だからめちゃくちゃ人がいて、でもその時はたまたま走り回って券売機の前でちゃんと親見つけられた。ほんの数十秒だったのか数分なのかも分からない。
でもさ、こっちから見つけられたから親は知らねーの。「何してるの行くよ」それだけ。あの時の焦燥。二度と会えないかもとか恐怖とか何も知らねーの。こっちも言わなかったけどさ。言葉に出来ねーくらい毛穴開いてたんだよ。それでさ、「あ、今一瞬そばから居なくなったことさえ知らねーんだ」ってなんか、いなくなっても分かんねーんだなって。こっちが気をつけなきゃいけねーんだなって吾輩は悟りを開いたという訳です。
言っちゃいけねえだろ、で世界は溢れてる。ハラスメントだらけの世の中でみんなはどうやって生きてんですかね。
箱の底に残ってんのはいつだって絶望だ。だって希望は、いつだっていの一番にはっちゃける。陽キャだろ希望。のぞみのぞむ願望の塊だぞ。真っ先に動いてる。開けなくったってエンディングのサザエさん一家くらい跳ねてたはずだ。容易に想像がつく。
絶望こそ、そこに残るに相応しい。
箱を開けるという選択をしたその時点で飛び出す希望をつかまえられなったなら潔く絶望しろ。
そういえば【ゼルダの伝説】ってなんでこのタイトルなんだろうなって。
冷静に考えると主人公の名前はリンクじゃん? あれリンクの大冒険じゃん? なんでどっか行った姫の名前がタイトル? 囚われてる側の伝説? 囚われ過ぎでは? 毎回魔王的なボスを誑かすゼルダが魔性の女過ぎるって意味の伝説?
あとリンクは律儀に救いに行くストーリーだけどただの職務なのか恋人なのかどっちなんですかね。