3/14/2024, 2:44:07 PM
信頼されていると確信できるほど、その瞳は安らかだった。
抱き上げている手を唐突に離すこともましてや叩きつけることなどないと確信している瞳だ。
もちろん、そんなことは考えたこともない。選択肢などない。
だから前提が間違っている。それでも、もしもを考えてしまう私。
ああ、恥ずかしい。
思わず泣きそうになった。
安らかな瞳
3/13/2024, 11:50:50 AM
ずっと隣で。
照れ臭そうに笑う顔に歓喜よりも罪悪感で言葉を失った。それも絶望に近い。
君の隣はとても甘美で幸福な夢なのだ。
彼の隣にいる自分は誇らしい。その場所を守るためにしてきた努力すら愛おしい。
だが同時に贖きれない罪が不相応だと睨め付けている。
3/12/2024, 12:45:55 PM
もっと知りたい。
そう何かを探しながら私はある情報を避けて通り、ある情報を積極的に集めていた。
自覚はある。
間違っている自覚が。
安心したい、それも自分の都合のいい情報でという欲求に抗えないのだ。
3/11/2024, 1:34:09 PM
平穏である。
平穏である筈。
平穏でないはずがない。
平穏と言うしかない。
人は死んでいなければ人災も災害も起きていない。
未来はわからない。だが今この瞬間は間違いなく平穏なのだ。
それ以上追求しない。したくない。
掻き乱される心など、あってはならない。
平穏な日常
3/10/2024, 2:04:09 PM
愛と平和は何故セットのように並び立てらるのか。
それなら秩序と平和でも問題ないはずだ。
それなら愛と芸術でも問題はないはずだ。
だが大半が愛と見るや平和を並べる。
平和と見るや愛を並べる。
愛とは退け難く平和は尊いものだとしても不思議でならない。
愛と平和。