信頼されていると確信できるほど、その瞳は安らかだった。抱き上げている手を唐突に離すこともましてや叩きつけることなどないと確信している瞳だ。もちろん、そんなことは考えたこともない。選択肢などない。だから前提が間違っている。それでも、もしもを考えてしまう私。ああ、恥ずかしい。思わず泣きそうになった。安らかな瞳
3/14/2024, 2:44:07 PM