家族と他愛のない会話をしたり、好きな人や友人と語り合ったり。
そんな時は安心というか心が穏やかだ。
けれど、仕事に関してはストレスが今のところ多すぎて、不安要素だらけ。
マイナスが少しずつでも減って、プラスに転じてくれればなと思う。
こんな夢を見た。
それは真夏の暑い夜だった。
自分の耳に聞こえてくる、ザッザッという集団の足音。
それに混じってチャカチャカと金属が触れ合ったり擦れるような音。
その音が止んだと思いきや、今度は集団ではない単体のより大きな足音と金属の音。黒い影。
それが私に近づいてくる。
危険だと直感が告げている。
夢の中のことなのに音までする。
逃げなくてはと思うのに、身体が動かない。
やがてそれは傍に立つと、ずずっと私を僅かだが引きずった。
そして……振り翳した刀に腰を刺された。
刺さった瞬間に布団の裂ける音。
そこで目が覚めた。
扇風機の回る音。
生温い空気。
夢だとほっとし、またふたたび眠りにつこうとする。
だが、何とも生々しく感じられた夢だった。
私を刺し貫こうとした者。
黒い影の正体。
頭に閃いたのは鎧兜の武者だった。
もしもタイムマシーンが世に存在するなら、どうしたいか。
未来へ行くのか?
過去へ行くのか?
私は過去に行きたい。
過去に行って20歳の頃からの人生をやり直したい。
社会人1年目の失敗からやり直して、悪いことよりも良いことの方が多い人生にしてみたい。
ふと思い立ってショートケーキとかドーナツとか甘いものを買って帰る。
たくさん頑張った自分へのご褒美。
甘いものを食べる日、それが特別な夜。
私にはよく見る夢がある。
それこそ小学生の頃からずっと見ている。
自分が気持ちよく空を飛ぶ。
だが、高度がどんどん下がっていき最終的には川の底だったり、海の底だったりする。
必死に上昇しようと手足をばたつかせるが、浮上出来ない。
そこで夢は終わる。
なんでかな?
不思議な夢。