私は、人を傷つけてしまったり、迷惑になるような事をしてしまった際、たとえば …
〝 そんなつもりではなかった … でもほんとごめんなさい … 。〟
そう言って、その後、謝られた、謝意を、言葉による一言で伝えられた側の … 所謂こゝろ模様を聴く事無く … 件りはオチたと決めて話を了らせるそうした図々しい身勝手な人間が嫌いだ。
また、
〝 ああ、あれね、いやぁ、ほんとごめん。〟
と、軽く微笑んで、
そして数日後、奢る御馳走する贈り物等を寄越す … そういう人間も大嫌いだ。
違った形で迷惑をかけた人間に頭を下げずに下げさせる … 私はそう考える。
私の … 周囲というか他人や親からはね … 良い印象を持たれてるというか持たせてる勤続四十年超のベテラン看護師の実姉がこのタイプなんだよ。
血液型はB型。
俺はね、だから上手い奴って嫌いなんだよ。
遠い世界に行きたい。
遠い世界に行きたい。
争いの無い世界とかじゃなくて、自分も、他も、互いに自意識というか自認識すら無い、そういう形も色も感触も無いそんな世界に行きたい。
格好付けて死にたいとかね、そういうのの際の葛藤から自死までのパフォーマンスを見せたい世に晒したいとかじゃなくてね … … … 私自身もですが … 汚らわしく不純なものしかないでしょこの世界は。
こないだ沖縄の宮古島の本当に美しい与那覇前浜ビーチのユーチューブ映像を泣きながら2時間前後見続けていたんだけど … 仮に自分が早く絶ってしまったら … 大嫌いな兄貴と姉貴が墓参りなんぞに来られたりして顔姿見るのも御免だし大好きな妻と二人娘だけに憶い出して欲しいし通夜葬式火葬なんやらで余計な金、迷惑かけたくないし、あ … 火葬だけ仕方ないのかしら … … … 砕いて粉末にして封書での業者頼みで宮古島のエメラルドグリーンの海に流してもらいたいなって思ったりしてね。
いつまでも、奪い合いで殺し合いを永遠に続けるこの世界でしょ。
愛想も尽きたわ。
巡り合った妻や生まれてきた娘二人との此れ迄を無論後悔なんか更々しないししてないけど、
世帯を持ってなかったら迷い無く棄ててるわなこんな世。
ネガティヴシンキングがどうのとか、ポジティブシンキングじゃないととか言わないでほしい。
どうせ死わりが来る今を酔っ払ってる折角ってだけだから。
人間に、死が、了りが、存在する事こそ、何よりもの天神仏からの褒美であると私は考える。
本当にね、自らの内に在る欲望こそが、実は暗闇の根源の正体であると、人は気が付く時が、来る人には来るんです。
すべてを木っ端微塵にされた最後の姿である砂の触れた感触が最もやさしいように、また最もだと想っていた以上に姿すら無い風に頬を撫でられた時の感触に、そしてまた水も同じ、形無く主張無く触れるものをただ癒しそして救ける。
人間の、最も我儘で甘ったれの事柄は戦争であります。
戦場で散っていく兵士では勿論ありません。
開戦を宣言し、自らは椅子に腰掛け両肘を机の上に置いて佇むだけの既得権益の界隈であります。
死なせて、数を減らし猶予を拵え、壊滅した地の復興という口実まで立つ。
人間に死わりは天神仏からの最高の褒美です。
魚鳥豚牛殺傷して食し命と時を繋いで地獄に行かないってのもずいぶん虫のいい話。
私は必ず選り好んで獄鬼の足下に平伏せ牛頭馬頭に蹴り殴られに向かいます。
魂が汚れるのは何より嫌なので。
ああ、いやいや、魂なんざ人間やってるって自体で真っ黒けだったゎ。
ま、兎に角ね … 上手く世を渡って問題をすりかえながら遊戯笑語出来るよくわからない浮かばれ族側でなかった事は苦笑いしながら感謝するゎ。
はははは。
慮い遣りの無くなった現代のこの世界に愈以てして愛想が尽きる。
奪い合いって … 楽しい … の、かなぁ …
私には、わからない。
般涅槃したあとの、あの世の川の堤防に腰掛けて夕陽に照らされながら …
遠い日になった今を懐かしむ頃を憧れたりする … … … 。
憎しみ … 中国の反日感情盛んな方が真っ先に或いは一番最後に力強く主張してくるのは決まって …
〝 遥か遠い昔から、最も優秀な頭脳を携えてたのは中国人である。〟
… という主旨の話である。
要するに … 恐らくだが …
大国中華人民共和国から眺める全世界から尊愛され激求され続ける〝 MADE IN JAPAN 〟…
これが世界に点在する反日感情の根源その正体であろうと私は確信している。
中国は理解して把握しているのだと思う。そして次に記す高い技術力の理由を〝 日本人はきもちわるい。〟そう定義しているのだ。そう定義しなければ中国が日本に負け劣っている旨を認めてしまう事となるからである。
第二次世界大戦も大東亜独立の為の代理戦争。特攻隊も家族たる国の為。叩かれても撃たれてもやり返す前に先ずその意義を思惟する。叩いてきた撃ってきた相手そのものになって理由を念いルーツを巡り極力争い撃ち消し合う事を避けられる道筋を死に物狂いで探して辿る … 何故なら … やり返されたくないからでも負けたくないからでもない。やり返させたくない其れは即ち殺人鬼にさせたくない … それは … あなた方も私たちも皆、生まれたばかりの赤子の時、目の中に入れても痛くないと歓喜の涙を流しながらそれぞれ一人一人の私たちを抱き上げた両親が居るからです。
戦いも、ものづくりも、調理も、すべて他が為。その実態の中には最も酸っぱくて苦い〝 ケチも為が故に泪を浮かべ乍も受け止め一から磨き直す覚悟。〟その肝であります。
肝血悪い … 確かにそうかも知れません。
でも何故日本製が世界の憧れになったかと問われれば …
ケチをつけられ理由詳細の説明も無くして訊けもせずやり直して満足頂けるまで修行し直すのみ。
だから日本製は凄いと呼ばれるのです。
その辱めの積み重ねが中国はどうしても受け入れられないからその日本の究極の特徴をキモチワルイと定義せざる負えないのです。
戦争はマイナスの所業です。
奴隷制度もですね。
だから私は、そしてそんな自らばかりを惟って止まれない中国を思惟しながらなるたけ理想的なカタチの死わりを念うだけです。