人間に、死が、了りが、存在する事こそ、何よりもの天神仏からの褒美であると私は考える。
本当にね、自らの内に在る欲望こそが、実は暗闇の根源の正体であると、人は気が付く時が、来る人には来るんです。
すべてを木っ端微塵にされた最後の姿である砂の触れた感触が最もやさしいように、また最もだと想っていた以上に姿すら無い風に頬を撫でられた時の感触に、そしてまた水も同じ、形無く主張無く触れるものをただ癒しそして救ける。
人間の、最も我儘で甘ったれの事柄は戦争であります。
戦場で散っていく兵士では勿論ありません。
開戦を宣言し、自らは椅子に腰掛け両肘を机の上に置いて佇むだけの既得権益の界隈であります。
死なせて、数を減らし猶予を拵え、壊滅した地の復興という口実まで立つ。
人間に死わりは天神仏からの最高の褒美です。
魚鳥豚牛殺傷して食し命と時を繋いで地獄に行かないってのもずいぶん虫のいい話。
私は必ず選り好んで獄鬼の足下に平伏せ牛頭馬頭に蹴り殴られに向かいます。
魂が汚れるのは何より嫌なので。
ああ、いやいや、魂なんざ人間やってるって自体で真っ黒けだったゎ。
ま、兎に角ね … 上手く世を渡って問題をすりかえながら遊戯笑語出来るよくわからない浮かばれ族側でなかった事は苦笑いしながら感謝するゎ。
はははは。
8/15/2025, 11:37:58 PM