太陽_____
私の世界に太陽なんて存在しなかった。
私の心に太陽なんて考え方がなかった。
ずっとずっと、暗いまま。
月もなかなか見えなくって。
淋しいな。って、思うことも時にはある。
けれど、自分はこれ以上の感情を持ってしまったら壊れるって、何かで感じ取ったから。
私の私についての感覚は狂いなんてないから。
過去、私の心を照らした存在はひとつあった。
けれどもすぐに姿を消した。
一瞬にして目の前からいなくなった。
あーあ。またひとりぼっち。
誰も居ない世界で、何も無い感情で、ぐっと重力にだけ引かれる感覚が大きくなる。
私の極夜の心には陽が昇らない。
私の白昼夢はふわりと、どろりと、続いていく。
ねぇ、私の世界を君たちのエゴで穢さないで。
< my >
あじさい_____
あじさいが土の成分で色を変えるように、
私もあなたの気分で色を変える。
あなたに心地よいと思ってもらいたくて、頑張ってたんだ。
気づいてるかは分からないけど。
< my >
「ごめんね」_____
私は最後まで君たちになにもできないみたいです。
こんな私で、ごめんね。
ただそれだけのことなのに、それでさえ上手く伝えられなくて。
しょうもない事で悩んじゃうの。
それでも受け入れてくれて、ついてきてくれて、ありがとう。
でも、ごめんね。
< ma、ri、ri、me、a、ru >
天国と地獄_____
感情にコントロールされて。
感情の起伏が激しくて。
ごめんね。
でもそんなこと周りに言えるほど強くなくて。
いっぱい迷惑かけたね。
今日もまた私だけが疲れたんだとか思ってるけど、そんなわけなくて。
あぁ、明日も、ごめんね。
< my >
降り止まない雨_____
いつになったら静まるかな。
雨音に耳を澄ませて窓を覗く。
なんて綺麗な世界線に私はいなくて。
ただただ自分から溢れる感情の雨に揺さぶられている。
全てが混ざりきっていて決してピュアなものでは無い。
純白な感情はひとつも無い。
そんな自分が嫌になって責めてみるも自分が自分を守ってしまう。
いっそ誰かに抉り取られてしまいたいほど。
少し白が混ざった感情が見えるのもまた私を苦しませる。
自分はもっと周りのために出来るはずだから。
やらなきゃいけないから。
ただそれだけの気持ちが原動力になって動き出す。
なんのためにやってるんだろ。
< my >