4/25/2023, 1:44:52 PM
題.流れ星に願いを
流れ星が流れる確率と、
私が君の好きな人である確率。
どっちが高いんだろうね。
4/22/2023, 11:35:40 AM
題.たとえ間違いだったとしても
世界の輪郭を変えてでも、
それでも君と生きたかったから。
4/21/2023, 4:11:04 PM
題.雫
君の睫毛はきれいだった
雨が降りてきた
知らないことも多かった
4/19/2023, 10:29:19 AM
題.もしも未来を見れるなら
私じゃない誰かを選んだ
君の姿でも見てこようかな。
笑っていてくれたら、
少しは諦めもつくだろうから。
4/18/2023, 11:23:49 AM
題.無色の世界
「ねぇ、おじいちゃん。色が見えなくて困ることってある?」
「信号機は困るね。マークがついとるやつは分かるんじゃが、マークどころか歩行者用の信号機すらも無いところがあるじゃろ?だけんど、車用の信号機にマークがついとるわけじゃなか、それはいかんせん不便なもんだな」
「じゃあ、逆に色が見えなくても幸せなことってあるの?」
「およう。おばあさんの好きな海に連れて行っても、それがどんなに深い青だったのか知らん。おばあさんの好きな柴犬を飼っても、その子の、小麦色の毛がどれほど温かい色だったのか知らん。それでもな、色が分かんなくても、おばあさんの笑った顔を見られるだけで幸せだった」