いつも通り、6時に起きて
いつも通り、6時半に家を出る
いつも通り、授業を受けて
いつも通り、家に帰る
だけど、鏡を見ると
髪の毛のボサボサ度が落ち着いていたり、逆に増えていたり
授業中のあくびが増えてたり、減ってたり
代わり映えしないって思ってた日常だけど
昨日と比べたらちょっぴり違う私
些細な変化でもなんか楽しいなぁ
ふふっ、そう思えたことも昨日とちょっぴり違う私になれた証拠だよね!
乗り換えられた。ただ、その一言に尽きる。
立ち尽くして、頭じゃ何も考えられなくて。
私は誘われてない。だけど、きっと隠す気もなかったんだろうね。
私が1番じゃない貴方なんて嫌いだわ。
本当、残酷な人ね。
でもきっと…私に嫌悪の視線を向けないうちは、貴方は私のモノ。
私が1番じゃなくても、可愛いあの子を優先させても…
私は貴方を手放す勇気がないから
不満や涙を押し殺す。
ねえ、どう?私、いい子でしょ?
でも、本当は憎たらしくて仕方がないの。
口を開けば、黒い燻りが溢れ出てしまいそう。
だけど、それは誰にもぶつけることはできない。
何故ならあの子は可愛い子。
だから、貴方も惹かれたのね。
私は可愛くなくて、あの子は人気者。
挑む権利すらないわ。本当、残酷ね。
憎たらしいったらありゃしない。
あの子も、貴方も、私も…
酸素が足りない!足りない!
早く海に戻らないと…
あぁ、陸で溺れるなんて…
もがく、あがく、つんざく悲鳴
苦しい!苦しい!苦しいぃ!
人魚姫は、時間制限が来てしまったので海に帰らなくてはいけません。
途中で、サンダルを落としてしまいました。
でも、私にはもういらないの!
駆ける、駆ける、駆ける
恋に落ちたマーメイド
恋心ひとつ、陸に捨てて
海に飛び込んだ。
きっと私は眠り姫。恋という名の甘い毒で眠りについてしまう。
だから、アナタのキスで私を起こしてね
酸素が足りないわ。
早く、私に息を頂戴
ふっと微笑んだ人魚姫
海の奥底、誰にも気付かれずにそっと
泡になって消えた。
君は私の席に無断で座ってくる。
最初はなんとも思ってなかったけど、今はただイライラする。
しかも、私以外の女と話すために使ってるの?
倦怠期ってやつ、なのかもしれないけれど、飽きてしまって別の子と遊んだのは私だけど…
自己中だと罵ってもらっても構わない。私は君が私以外の人間と喋ってることが許せない。
いつもだったら、私のところに来るのに…今はあの女と肩を組んで頬をつつきあっている。
「前髪のうねりやばくね?」「それな〜」
なんて私にはわかんないような内容。
私じゃ、つまんなかったのかなぁ…
どの友達もしっくり来ない。
私は、君だけ…ただ、君だけなんだ。
私が1番じゃない君なんか大っ嫌いだよ。
だから、私の隣に戻ってきて。
願わくば、その関係が永遠に続くよう…
タイムカプセルの中に
絶対見るなって書いてある手紙があった。
10年前の自分の思考なんて読めない。
手紙を開いてみると
見たな?
って書いてあった。
ただ、それだけの話。