『後悔』

君のマグカップ、君の洋服。
君との写真、君との部屋。
君がいなくなってから未だに忘れてない声を思い出す。
あの時、僕が外に出なければ。
あの時、僕が限界を迎えていなければ。
こんな結果にはならなかったのに。
今更後悔したところでもう遅い。
今から謝りに行くから。
そしたら笑って許して、僕の罪と後悔すらも溶かしてくれるだろう。

後悔の先は＿＿＿

『おうち時間でやりたいこと』

｢今日は何します？｣
不意にそう聞かれる。全く何も考えてなかった僕は、
｢隣にいるだけでいいかな…？｣
とだけ言った。
すると俯いて何も喋らなくなってしまった。
なんとなく水を飲もうと立ち上がると裾を引かれる。
｢…隣にいたいので着いてきます…！｣
君は少し恥ずかしそうに言った。
嬉しい気持ちもありながら、その言葉を適当にあしらい、二人で水を飲みに行く。
僕の彼氏可愛すぎる…。見てて飽きないなぁ。
やっぱり家にいる時間は君といるのが一番だ。

『子供のままで』

君と二人、何も知らずに幸せでいれた。子供のままでなら。

『愛を叫ぶ。』

ふと苛立ちを感じた。
この世に感じてる不満に。
ふと苦しくなった。
矛盾だらけの自分の感情に。
ふと叫びたくなった。
こんな自分から離れずに隣にいてくれる君に。愛を。

『モンシロチョウ』

目の前を横切ったモンシロチョウは、
君の周りをヒラヒラと羽ばたいている。
僕もあの蝶みたいに簡単に君に近付けたら、
もっと幸せにだったのかな。