「カーテン」
「ただいま〜」
靴を脱ぎ、よたよたとソファに直行する。
ボフン
身体がはねる。自然と顔が柔らかくなるのがわかった。
このままソファに身を委ねてしまいたい...
そう思う気持ちを少しの理性で押しとどめ、起き上がる。
「はぁ...」
いつも変わらない。何の変哲もない毎日。
ロボットみたいだな、なんて毒づく。
決められたプログラムをこなすだけ。
それに、物足りていない自分がいた。
何か、刺激が欲しい。
何か、変化が欲しい。
何か、何か...
ザァアアア
「お迎えに上がりました。マイロード。」
夜風に靡くカーテンの裏。黒い服の怪しい男が立っていた。
大きく目を見開く。不審者?怪しい。近づいては行けない。
そう頭では理解しているのに。
心臓がはねる。足が向かっていく。
少し長い袖が風邪でなびく。
「お手をこちらに。」
警鐘を鳴らす頭を無視して彼の手を取る。
瞬間、視界は逆さになると同時に黒い羽に包まれた。
目を閉じる。体が柔らかい何かに包まれていくのを感じた。
『次のニュースです。
███県███市で■時頃、××××さんが行方不明とな りました。
部屋は窓が開いており、黒いカラスも思われる羽が発見されたそうです。
警察は現在捜査中で━━━━━』
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
あとがき
書いていたデータ吹っ飛んだので短く書き直した版です。
リハビリみたいな感じだと思っていただけると...!
ファンタジー書きたくて!踊りませんかも今度書くのでその時のためにでもあるんですけど。
言葉使い変な気がしてならない...
あ、今後もっと更新されなくなるかもしれないので気長に待ってください...!(待っている方がいたら)
努力はします...
夜靡くカーテンも朝カーテンの隙間からはいる日差しも好きです。
なんだか幻想的じゃないですか?
でも朝は実際すごい起きたくないのに起こしてくるので言葉だけかもしれないですけどね!!
...終わりが雑で申し訳ないですが、このあたりで終わりたいと思います。
この後も読書をお楽しみください。
「過ぎた日を想う」
作中
別で書いてるのでお待ちください...
「踊りませんか?」
書きたいですが、時間が無いので、ある時に描きます!
ごめんなさい!
お題残す用です!すみません...
「巡り会えたら」
私には、恋い焦がれている人がいる。
1度、だけだ。関わったのは。
カフェの店員さんだった。
それがどこか、もはや覚えていない。
小学生の頃、上機嫌なお母さんに連れられて行ったおしゃれなカフェ。
そこで、楽しそうに仕事をしていたのを今でも覚えている。
大学生になっても初恋を、しかも一目惚れの人を引きずるなんて...とは思うが、忘れようと思っても忘れられない大切な人。
それがきっかけでカフェが大好きになった。
休みの日にはカフェ巡りをして、あの人はいないかな、なんて思いながら電車に揺られる。
いつか、もし。巡り会えたなら。
その時は名前くらい聞いてみたいな、なんて。
窓際の席で光を浴びながら、コーヒーを嗜む。
さあ、今日も一日が始まる。
世界に彩を与えてくれたあの人に感謝して。
仕事に行こう、そう思い、立ち上がる。
チリンチリン
軽やかな足取りで歩き出す。
「あの、これ」
「?」
後ろを振り返り、目を見張る。
「落としましたよ」
止まっていた季節に、春が来た気がした。
「静寂に包まれた部屋」
「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おやすみ」
言っても、返ってくる言葉はない。
それでも言ってしまうのは、この部屋に君の残り香が残っているからだろうか。
君はショートピースが好きだったっけ。
いつも同じタバコの匂いを漂わせ、ヘラヘラと笑いながら僕の部屋に来るんだ。
来るのは1週間に一度くらい。
所詮体だけの関係だったのだろう。
それでも許してしまうのは、惚れた男の弱みだろうか。
いつからか、君は来なくなった。
連絡しても、既読はつかない。
君がいなくなっても、どうにかなると思っていたのに。
今こうして君を求めている。
あぁ、君は狡い人だ。
同じタバコの匂いを漂わせ、1人夜に身を溶かす。
(時間なかった...ごめんなさい。
昨日のと似てるなぁ...
あ、もしタバコとか未成年で吸えないから間違えていたりしたらごめんなさい!)