小七

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1/18/2023, 10:29:10 AM

閉ざされた日記



○月✕日 天気(晴れ)
今日は、とてもいい事があった。
その日1日とても嬉しい気持ちだった。


○月△日 天気(雨)
今日は、友達と喧嘩をしちゃった。言い合いになって、相手に酷いこと言っちゃった。会いたくないって言っちゃった。まさか、あんなことになるなら、言わなきゃ良かった。


○月◇日 天気(晴れ)
今日は、お母さんとお父さんとピクニックに行った。とっても風が気持ちよかった。
また行きたいな。


□月◇日 天気(晴れ) 
今日は、色んな大人の人と会った。なんでも、この近くに珍しい色合いの子が引っ越してきたみたいで。私も会ってみたいなぁ…


□月○日 天気(晴れ)
友達が引っ越しちゃった。また、会おうねって言ってお別れしたけど、悲しいなぁ…
ほんとにまた会えるよね?


△月◎日 天気(??)
最近、すごく寒くなったと思う。この部屋だけなのかな?日当たりが悪いもんね。お散歩の時間をもう少し増やしてもらおう。


△月◇日 天気(??)
今日ね、お母さんが来たんだけど、すっごく泣いてた。なんで泣いてるの?って聞いたら、ごめんねって謝られた。なんで謝るの?


◎月△日 天気(??)
今日ね、寝てたらすっごく気持ちいい夢を見たの。
お花畑がいっぱい広がってて、楽しそうに遊んでる子がいっぱい居たの。また見れたらいいなぁ


◎月◇日 天気(??)
今日もお花畑の夢を見た。どんどん近づいていってる気がする。あとどれ位なんだろう……


◎月□日 天気(??)
今日やっと見れたよ。にこにこしてて、優しかった。おじいちゃまやおばあちゃまがいてとっても楽しい夢だった。あぁ、このままこの夢を見ていたいと思ったわ。

____日記はここで途切れている。



▽月▽日 天気(快晴) 健康状態:____
今日、小さい患者さんが旅立ってしまいました。私の初めての担当患者さんで、子供の相手をするのが得意な私は直ぐにその子打ち解けました。その子は、毎日日記を書いているようで、とっても嬉しそうに話してくれました。どんな日も、笑っていない日などないくらいに、笑顔の花を咲かせてくれた彼女。お友達も別れるのは寂しかったでしょう。少しでも、彼女に気持ちが届きますように。


_𝐞𝐧𝐝_
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作者の小七です。

今回のお話は、病気を患っている少女の日記でした。
彼女は、日記に色んなことを書いて鍵をしました。
彼女は、○んでしまいましたが、彼女の日記の内容は彼女が○んでも続いていました。
果たして、彼女は本当に○んだのでしょうか。

1/17/2023, 8:04:15 AM

美しい


君は美しいと聞いて思い浮かべるものはあるかな。

例えば、

キラキラと輝く純白のダイヤモンドだったり、
澄み切った青が渡る海を思い浮かべたり、
スレンダーで美人な女性を思い浮かべたり

なんて、もっと多くあるかもしれない。

でもね、美しいに定義なんてないのだよ。

人それぞれの美しさがあるのだからね。


それにしても、本当に君は美しいね。

……え?自分は醜いだって?

ははっ、さっきも言ったじゃないか。

美しいに定義なんてないのだよ。って。

だからね、これを受け取って欲しいんだ。




「私と共に研究を続けて欲しい。勿論、就職先は僕の隣だよ。」


「どうかな、受け取ってくれるかい?」




_𝐞𝐧𝐝_
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作者の小七です。
明日明後日の更新遅めになりそうです。
作者は受験生なので。

今回は、美しさとは何かを研究している大学の教授とその研究を手伝っている大学生のお話。
書き足すかもしれません。

1/16/2023, 8:28:32 AM

この世界は


この世界は一体なんなんだ。
知らない顔、知らない土地、知らない言葉。
何もかも知らない。一体どうして俺だけが。
まるで、異世界にでも飛ばされた気分だ。

「〜〜?〜!」
「〜〜!」

なんだ。俺の方をチラチラ見ているヒトがいる。
内緒話でもするかのように、ひそひそと喋っている。
すると突然、大きな声を出して俺を指さした。

「はっ?ど、どういうこと?」

指さしたヒトは、内緒話をしていた2人組だった。
なんだか怯えきっている様子だ。
俺が怖いのか?俺の方が怖いというのに。

「〜〜!〜〜〜!」

警官らしき姿が見えて、俺は安心した。
否、安心してしまったんだ。

「〜?〜……これで聞こえるかい?」
「っ!き、聞こえます!」
「そうか。君は、どこから来たんだ?」
「えっと…日本という国です」
「ニホン?…聞いたことがないな。カードは持ってるか?」
「か、カード?……クレジットカードですか?」
「クレジットカード?そんな古いの、未だに持ってるやつは初めて見たよ。」
「あ、あの……?」
「あぁ、取り敢えず詳しく聞かせて欲しいので、ここではなんですし、同行していただけますか?」
「あ、はい……」


今思うと、そこから可笑しかった。
なぜ、今までききとれなかった言葉がききとれたのか。
なぜ、自分が知っていることを相手は知らないのか。

簡単な話だったんだ。
知らなかったのも無理ない。





俺がいるこの世界は未来の世界なのだから。





_𝐞𝐧𝐝_
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作者、小七です。
異世界ものが好きなんですが、中でも転生ファンタジーが大好きなんですよ。

今回は、未来の日本に迷い込んでしまった主人公。喋る言葉も建っている建物も何もかもが自分の知っている日本と違い、驚いているようです。
また、未来の日本人も言葉が通じない主人公に驚いて、警官を呼んでしまいました。制服は変わってないようです。
警官は、大学で古文の専門だったので彼の言葉が昔の日本語だと気づき、騒ぎを広がらないように署に連れていきました。
そこで、警官から説明を受け主人公がここが未来の日本であることに気づきます。

さぁ、主人公はどう生き抜いていくのでしょうか。

1/14/2023, 11:30:47 AM

どうして

ねぇ、どうしてあなたは他の女と腕を組んでいるの?

ねぇ、どうしてあなたは私には向けてくれない笑顔を他の女にはするの?

ねぇ、どうしてあなたは私に言ってくれない甘い言葉を他の女に囁くの?

ねぇ、どうしてあなたは私にはしないコトを他の女にはするの?

ねぇ、どうしてあなたは私を見て顔を青くするの?

ねぇ、どうしてあなたは他の女と一緒に逃げるの?

ねぇ、どうしてあなたは「来るな!」と言うの?

ねぇ、どうして?どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして



あぁ、そうか。




ねぇ、どうしてあなたは私が視えるのかしらね?

ねぇ、どうしてあなたは私を〇したのかしらね?

ねぇ、どうして?

私を〇した婚約者さん?

_𝐞𝐧𝐝_
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↓あとがき↓
初めまして、小七と言います。
しょうななではなく、シャオチーです。
創作話を書いたりするので宜しく。