1/30/2024, 1:02:51 PM
あなたに届けたい
その日は、今年初めての雪が降った。
「はぁ。」
息が色をつけて登っていく。
「これであったまってね。」
マフラーを編んだ。
彼に渡しに行く道でなんでマフラーにしたんだろうと自分の何気ない選択に疑問を持った。
暖かくなってほしとか理由なんてなんでもいいから、
とにかく何か渡したかったのかな。
私の時間と気持ちを彼の一部にして欲しいとか。
「ピンポーン」
「ガチャリンコにこっとこんにちは」
彼がおちゃらけて出てきた。
「これ、クリスマスとあと、」
「誕生日も兼ねちゃってるけど、、」
「誕生日おめでとう。」
「え!嬉しい。ありがとう!」
「なんだろ?開けていい?」
「マフラー!?編んでくれたの?」
「ありがとう!すっごく嬉しい。」
太陽みたいな笑顔で喜んでくれている。
君の笑顔や表情を私が欲しがってたんだ。
来年も再来年も、君に届けたい。
1/29/2024, 10:06:33 AM
I love…
愛してるのは、
ミルクティー
目を閉じて、落ち着くために思い出すあの景色
白黒青緑で、濃くなったり薄くなったりした色
明るくなったり暗くなったりもする色
複雑な世界を紐解いて自分だけに見える
シンプルで、美しい、
単純明快な世界の一部
色と同じく、僕と君の喜怒哀楽
1/28/2024, 7:32:04 AM
優しさ
悲しんでる人に、
声をかけるのも、
声をかけないのも、
優しさ
1/27/2024, 3:44:27 AM
ミッドナイト
月明かりが世界の一番高い場所から降ってくる
静寂が心地いい
この時間が僕だけの時間
僕が僕だけを見てあげられる唯一の時間
1/25/2024, 2:12:24 PM
鏡のような水面と大小訪れる波