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1/24/2024, 2:02:42 PM

逆光



光に手をかざす。

眩しいな。

光に向かって歩く。

引き寄せられているのか。

目の前は光で満ちて、僕は影をつくる。

楽ではない。

それでも光に向かう理由はきっと、

光に向かって歩く人達が美しかったから。



1/23/2024, 1:47:20 PM

こんな夢を見た



彼女とドライブしてて、心霊スポットを回っているらしい。

1箇所目何処かのいわく付きのトンネル
雰囲気はあって、手を繋いで怖いねぇって

2箇所目公衆電話
時間になると鳴るとか、女の幽霊が出るとか。
ポツンと佇む電話ボックスを車から見ていた。
時間になっても何も起こらなかった。

帰り道、がっかり感は無く、むしろ良かったと安心した。

霊感が少しあるという友達も誘ったのだが。そういうのは行かないと断られた。
その代わりお守りとして数珠を貸してくれた。
ちゃんとしたところで買ったちゃんと効くやつだという。

これのおかげかな。
心の中で感謝してポケットにしまった。



安心したら喉が渇いた。
脇道の自動販売機に寄った。

2人で飲み物を買って取り出したその時、
彼女の横に白い服を着た顔の見えない、
おそらく女性であろう人がいつのまにかいることに気がついた。

それと同時にポケットの中から、ブチッ
なにかが切れて弾けた音がした。

やばい。

彼女の顔を見ると満面の笑みで、
どうしたんですか?こんなところで!
良かったら乗っていきませんか?と言った。

白い服の女は何も答えない。

彼女 はい!もちろんですよ!乗ってください。

なぜか会話している。

彼女は後ろのドアを開け白服を乗せた。

どうしたの?行こう

彼女も助手席に乗ってしまった。

どうしようどうしようどうしよう。
パニックになったが、とにかく降りてもらわないと。と思い、白い服の女に話しかけようとドアを開けた。



ブー。ブー。ブー。
アラームが鳴って目が覚めた。


ポケットには弾けた数珠が入ってた。

1/22/2024, 1:05:37 PM

タイムマシーン





過去に戻りたいのは深い谷の底だから

未来を見てみたいのは山を登ってる証拠

興味がないのは今が一番幸せだから




1/21/2024, 2:46:10 PM

特別な夜


2人で映画を見た夜

満点の星空を一緒に眺めた夜

どうしてもお腹が空いて、車も持ってなくて、徒歩10分マイナス1°の中、手を繋いで歩いた夜

大喧嘩して、傷つけあった夜

仲直りして、慰め合った夜

目を閉じると、寒いねって君が笑ってる

最高な夜も、最低な夜も、特別で、積み重ねて。

瞼の裏に残るのは君の笑顔なら

1/20/2024, 12:53:33 PM

ここに太陽の光は届かない

潜在意識のもっと奥深く

沈んだ船と眠った思い出

海の底まで僕の全てが沈んでも

僕を照らしてくれるものはなんだろう


最近ケータイゲームをよくやるようになった。
好きなアニメのゲーム。

ケータイゲームって、客観的に見るとまぁその楽しさとか知らないからだけどくだらないとか馬鹿らしいとか思ったりする。

そう思ってたのに自分がそれをやってる。

もうほぼ現実逃避

やるべきことはわかってる。

でもそれはゴールが遠くて

ゲームは手を伸ばせばすぐに達成感とか満たされた気分にさせてくれる。

だからって何かを成したわけでもない。

僕は仕事をしてる。より良い仕事をしたい。それはできるだけ他人に迷惑をかけたくないからでもある。
あとは認められたいとか。自分をもっと好きになりたいとか。なのかな。

なんにせよ、今の僕にはやる気もない。なんだか力が入らない。

心が浮き沈みすると表現されるなら僕の心はきっと海の底だ。呼吸の仕方は忘れて。酸素は吸えてないようだ。真っ暗で力が入らない。 

ゲームというチョウチンアンコウの光に誘われていつ食べられてしまってもおかしくない。

ただ、こんな時でもそんな時もあるさと。
自分はきっと大丈夫だと思ってて。
なんて楽観的なんだろか。

傷を治すのも、海の底から浮き上がるのも同じ
必要なのは時間だ。
だから流れに身を任せて良いんだよ。どこかに流れ着いたと思ったら、そこで咲けばいい。

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