「終わりにしよう」
「もう、やーめた」
「えっ?」
「なんかさ、疲れちゃった」
「……なにに?」
「全部?」
「全部って…」
「何?みんな疲れてるって言いたいの?」
「でもさ、私は疲れたんじゃなくて、なんだろな〜なんかさ、飽きた?そんな感じ〜」
「飽きたから死ぬの?」
「そういうことがあっても良くない?」
「何も良くないよ」
「え〜?」
「じゃあ、一緒に終わらせよう?」
終わり
人間はよく劣等感を抱くかもしれない…
でも、実際は?
表の顔は自分は他人より出来ないと落ち込んでいる。
それは嘘ではないさ、
でも人間の心の中には優越感の方が強いんじゃないかな。
だってさ、そうじゃなきゃいじめとかだって起きないと思うんだよね
自分が優越感に浸りたいから、人を見下す。
自分の方がすごいでしょ?ってね、
ねぇ?人間って怖いよねぇ、
表面では、自分は貴方より下ですよ。そう言って、裏では?心の中では?貴方より私の方が上ですよ。って考えてるんだらから。
優越感と劣等感は、どっちも人間の闇なんでしょうね、
今までずっと我慢してきた…
ねぇ、もういい?
僕は結構頑張った方じゃない?
ちゃんと言われたことも守ってたよ?
なのに、なんで君の方が守ってくれないの
ずっと一緒って言ったのは君なのに…
なんで僕より先に死んでしまうの…
もう、いいでしょう?
僕、君がいない中1年は頑張ったんだ。
でもね、
もう無理だよ…
これからは、ずっと一緒だよ
ひとつの通知
それは俺がずっと開けずにいる人だ
大好きな君にとって、それは残酷なことだって知ってるよ?
君が最後に大切な文字を残してくれたことも
でもね、これを開くのは俺じゃないんだ
いつか、いつかまた、開く時が来た時に開くから…
まだ、もうちょっとだけ待ってて
ごめん。
俺のLINEの通知は絶対に0にはならない
僕の目に映る君はいつもキラキラ輝いていて、太陽のような笑顔だった。
「ねぇねぇ、海行こうよ!」
「うん、いいよ」
君がキラキラした目で言うから僕は全部いいよって言っちゃうんだよなぁ
僕ってホント君に甘いよなぁ
「ねぇねぇ、ちゃんと話聞いてる?」
「聞いてるよ、」
いつも、そうやって会話して、ほんとに楽しい毎日だよなぁ
「ねぇねぇ、もう起きる時間だよ」
「起きたくないよ」
「ちゃんと、1人でも起きてよ。全くもう」
雨が降ってきた。
もう起きなきゃいけない。
また君を1人にしてしまう。
でもここにいたら余計泣かせてしまうよね…
「起きるよ、」
目覚めた先は彼女が死んだ現実だった…