頑張って生きる一般人さん。

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3/29/2024, 4:16:14 PM

大好きで愛し合っている人と結婚しました
ハッピーエンド

今まで不幸続きだったけど
想い報われ幸運たくさん
ハッピーエンド

生き別れた
君とあなたと出会えた
感動の再会
ハッピーエンド


暗闇で
もっと深くまで落ちて二人きり
ハッピー、エンド

もう殺して、許して、消えたい
全てから解放された
ハッピー、エンド

この手で
自分が思うままの
ハッピー、エンド


それぞれのハッピーエンド
どんな形でも
幸せは幸せ
それは変わらない

~ハッピーエンド~

3/27/2024, 1:42:34 AM

あなたのように、
どんな難解も素早く解ける才能が欲しい
あなたのように、
みんなから愛される才能が欲しい
あなたのように、
いつでも前向きに努力できる才能が欲しい

欲しい、ちょうだい、ください。

あたしなんか、
頭悪いからすぐになんて解けない
あたしなんか、
根暗で引っ込み思案だから誰からも愛されない
あたしなんか、
いつもマイナスに考えてそこで諦めようとする

あたしなんか、あたし、なんか。

真っ暗闇の中
あなたと勝手にくらべっこ
ねだってるあたしに
なんにも気づかずに――

〜ないものねだり〜

3/22/2024, 6:28:14 PM

カラダの奥までドロドロになるくらい
愛し合って、
次の日にはキレイさっぱり
なんも無い関係

オマエを愛しているなんて
大きな嘘ついて、
飽きたらポイするだけの関係
そうなんでしょ?

……嗚呼ホント、

バカみたい。

〜バカみたい〜

3/18/2024, 1:03:38 AM

「うん、僕は絶対に泣かないよ。だって、僕の大切な人と約束したことだから」
 高校に入学したての四月。そう言って、キミは‪笑う。痛切に感じるほどに。殴り合いの喧嘩をしていたオレを救ってくれた救世主。それと引き換えに全身はアザだらけ。オレと一緒だ。それなのにどうして微笑むことができるんだ。本当に不思議だった。真っ白な天井を見つめたあと、またキミを捉えて口を開いた。
「そっか、ありが、と。こんなオレを、助けてくれて。病院まで運んでくれて。あと花も」
「当たり前のことだよ。だって中学生の時――いや、なんでもない。じゃあ僕は、そろそろ行くね。また明日来るよ」
「あぁ、気をつけて」


 個室から出て一呼吸。彼の前では耐えることができた。彼の前では。とめどなく溢れてくる涙とともに、何とか歩を進めた。最悪の高校デビューだった。まだ続いていた。あいつらの悪さは。
 中学上がりたての頃に、あいつらは話していた。ちょっと憂さ晴らしさせろ、って。それが全ての始まり。なんの関わりもない僕が標的にされて、散々嫌なことをさせられた。そんな時に助けてくれたのは君だったのに。転校してきた君だったのに。言ってくれたじゃんか、『こういうこと、見て見ぬふりできない。オマエは笑っている方が一番似合ってる。これからも太陽みたいな明るい笑顔で、他の人のこと照らしていけよ。オレのこともな。これ、約束な』って。そんな勇気ある行動に、温かい優しさに強く心を惹かれた。
(それから、移り変わって彼に……)
 僕と同じようなことをされていた。「やめて」って言いたかった。あの時、臆病になって見ているだけだった自分が憎い。高校生になってからは大丈夫だと思っていた。でも、そんなことは無かった。再び同じ光景が目に入った時、僕の身体は勝手に動いていたんだ。
(でも、前のような彼は、いない)
 思わず足を止めて、近くの壁にもたれ掛かる。爪が食い込むほど強く拳を握った。覇気がなくなり、弱々しくなってしまった君。僕のことも記憶から抜け落ちているのだろう。あの出来事のせいで。さっきの姿、言動を思い出す度心臓が締め付けられて、苦しくなる。

 早く、早く思い出してほしい。それまでずっと僕がそばにいるから。支えていくから。

 そう切に願いながら、また僕は歩き出した。君が戻ってきた時、この胸に秘めている想いも、伝えたいから……

~泣かないよ~

3/15/2024, 9:28:57 AM

あなたの視線にあるのは――誰?

やんちゃな子供を見つめる母親のような瞳をして。

君は微笑んでいた。

校庭で楽しそうに遊んでいる僕の友達を。


僕は隣で見つめていた。

そんな君のことを。

こっちを見てほしいという気持ちを込めて。

じっと横顔を捉えていた。



きっと交わることの無い、この瞳。

君はあいつを追いかけていて、好きだってことくらい、

どんくさくて鈍い僕なんかが分かってしまうんだから。

~安らかな瞳~

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