頑張って生きる一般人さん。

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2/13/2024, 8:29:23 AM

伝えたい。

かつて大嫌いだったあんたに。

友達になれて良かったって。

どんどん行動するあたしと、とことんマイペースなあんた。

しょっちゅう対立してたけど、どれも楽しい思い出になった。

辛い時、苦しい時、一番に慰めてくれたのはあんただった。

そばに寄り添ってくれた。

引っ越しまであと一週間。

なかなか素直に伝えられないあたし。

あんたが知ったら、いつものゆるい表情はどうなっちゃうんだろうね……

〜伝えたい〜

2/12/2024, 9:42:22 AM

「これは、オレとオマエの約束!!」

高校の屋上で、みんなの人気者である陽キャヤンキーにそう言われた。

根暗で引っ込み思案で泣き虫な僕に、彼はそう言った。

ぜってーに惚れさせてみせる、とか、僕っていつから女の子になったんだろう。

もう全てが謎だった。

僕のどこに惹かれたのか。

でも、僕も心の中ではどこかで――

「――分かったか!っておい、聞いてんのか?」

「……うん、聞いてる。聞こえてるよ」

マスクの下、彼にバレないように、薄らと笑った。

〜この場所で〜

2/9/2024, 12:33:35 PM

息子が公園で集めてくれた、三本のたんぽぽ。

「まぁま、ありがと。だいしゅき」

元旦那から言われることのなかった素直な言葉。

輝かしい太陽のような笑顔。

三本しか花がなくても、私にとっては十分な花束だ。

――こちらこそ、いつもありがとう。大好きだよ。

〜花束〜

2/6/2024, 9:38:25 AM

ほろり。

自分の気持ちが溢れた。

この世に生まれて、愛するあなたと出逢えた喜びが。



はらり。

また、溢れた。

他の人に盗られた絶望と憎しみが。



ひらり。

横たわったあなたに、溢れた。

あなたに捧げるこの華。

花言葉は――××。

〜溢れる気持ち〜

2/4/2024, 10:21:46 PM

あなたからのキスが欲しい。

自分からだなんて……そんな破廉恥なことできないよ。

あなたから強引に奪って、私の心ごと抱きしめて。



君からのキスが欲しい。

どんな君も可愛くて、愛おしいから。

君から控えめでもいいから、僕の心ごと鷲掴みにして。

〜Kiss〜

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