12/1/2023, 10:00:30 AM
あなたを見つけられないで、冬が来てしまいました。
前までは木々が紅葉で色付いていたのに。
もう外は真っ白。
ねぇ、また前みたく私とお話してよ。
眩しい笑顔で、私を励ましてよ。
ねぇ、ねぇ、ねぇ。
「泣かないで」
そう言って抱きしめに来て。
活き活きしているあなたが。
〜冬のはじまり〜
〜泣かないで〜
11/27/2023, 3:52:37 PM
沢山の人から、少しずつ愛情を注がれる。
一人の人から、沢山の愛情を注がれる。
これって、どっちの方がいいんだろう?
どっちの方が満たされるんだろう、幸せになれるんだろう?
〜愛情〜
11/25/2023, 1:28:39 PM
あなたは、立っていた。
気持ち悪いくらい輝かしい太陽を背に、
ひとり屋上で、
立っていた。
彼女は呟く。
「もうこの生活に疲れちゃったよ」と。
笑いながら、
泣きながら、
小さく。
僕は手を伸ばしたけど、もう遅い。
この空間だけスローモーションがかかったように、
腕は鈍く動く。
彼女は速く速く落下していった。
〜太陽の下で〜
11/23/2023, 11:43:58 AM
真っ暗闇に落ちていく。
死んだ魚のような目をして、
「誰も助けに来てはくれないんだ」と静かに悟って、
力なく、
ただただ落ちていく。
どこで私は間違えたんだろう。
何もしていないはずなのに。
はずなのに。
……どうして。
どうして、アイツが落ちてくれないの。
〜落ちていく〜
11/21/2023, 7:44:45 AM
君と話している瞬間。
君の笑顔を見る瞬間。
君と手を繋いでいる瞬間。
その全てが愛おしくて、大切な宝物。
〜宝物〜