今がつまらないって思っていても、
ずっと続けていれば、
楽しいに変わるかもしれない。
ひとりじゃつまらないって思っていても、
みんなと一緒にいれば、
楽しいに変わるかもしれない。
何もかもがつまらないって思っていても、
これから先が、
超楽しいに変わるかもしれない。
〜つまらないことでも〜
あなたに、沢山キスをした。
瞼、耳、鼻、頬、唇、喉、首筋、腕、手の甲。
その他にも沢山。
だって、あなたが目を覚ましていたら、恥ずかしがって、させてくれないでしょう?
だから、今が愛情表現をするチャンスだ。
上手く伝えられない、自分からの愛情を。
いつも無愛想でごめん。
愛している。
〜目が覚めるまでに〜
窓から一番近いところ。
そこが私のベッド。
居心地の悪いベッド。
私が生きられるのは、あと一年。
その隣のおじいさんは、あと半年。
隣のおじいさんから、笑い声が聞こえてきた。
テレビの音が聞こえる。
私の顔は常に無表情。
テレビなんて雑音が流れる無機質なものに過ぎない。
あ、目の前の彼が微笑んだ。
私の顔を見て微笑んだ。
手を振られた。
そんな彼が生きられるのは、あと数ヶ月。
あぁ、あなたともっと早く出会えていたら、私は……
〜病室〜
外に出たって、なんもいい事ない。
怖いものだらけだ。
動物も植物も、みんなみんな嫌だ。
だから、灰色の家の中で、ただ一人でいたい。
だけと、
見ている。
わたしのママが。
「外は楽しいところだよ」って。
もういないはずなのに。
瞳は優しい。
ママ……
分かった。
今日は雨だから、明日、もし晴れたら行くよ。
怖いものだらけの外の世界へ。
〜だから、一人でいたい〜
〜明日、もし晴れたら〜
キミの瞳は、とってもキラキラ輝いてるね!!
ボクね、キミを眺めているのが大好きなんだ。
あ、別に変な意味じゃないよ?
うん。
本当の本当に澄んでるから、透明になって消えちゃいそうなくらいに、澄み切っているから、
惹き込まれていくんだ。
〜澄んだ瞳〜