頑張って生きる一般人さん。

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7/29/2023, 10:06:20 AM

私たちは続ける。

この街を復興するために。

願いを込めて、大声で叫べ。

たとえ雨が降っても、嵐が来ても、

私たちはずっと続ける。

やめることなんて、

あってはならない。

〜お祭り〜
〜嵐が来ようとも〜

7/28/2023, 9:13:34 AM

昔のこと、とあるふたつの国があった。

裕福な国の神様は、国民たちに向けてこう言った。

「裕福なお前たちには、もっともっと富を与えよう。それで、貧しい者たちを必ず救ってやるのだ」

貧乏な国の神様は、国民たちに向けてこう言った。

「貧乏なお前たちには、もっともっと貧を与えよう。それで、裕福な者たちからお恵みを分けてもらうのだ」

両国民はそれぞれ、神のお告げに従うことにした。

全くもってその通りにした。



それからこのふたつの国はどうなったのでしょうか――

後はご想像にお任せします。

〜神様が舞い降りてきて、こう言った。〜

7/27/2023, 9:21:46 AM

私は喜んで命を差し出すだろう。

誰かが、私の命を使って生き延びてくれるのなら、

それほど嬉しいことはない。

私はあなたの中で生きる。

存在意義を失った体は切り分けるかポイされて、

……あ、でも、

自分の心臓がだめなら、

あなたの中でも生きられないじゃないか。

〜誰かのためになるならば〜

7/25/2023, 3:48:01 PM

誰か私をここから出して。

解放させて欲しいの。

もう家とか学校とかどうでもいい。

囚われるのは、縛られるのはもう懲り懲り。

全部全部「あなたのため」って言うけど、本当はそんなんじゃないって分かってる。

いいよ、そんな高いお金を支払ってまで家庭教師雇ったり、塾に通わせたりしなくても。

私の道は私自身が切り開く。

だから、少しくらい私に自由をちょうだいよ。

〜鳥かご〜

7/25/2023, 9:42:59 AM

「なぁ、今日も一緒に帰ろうぜ!」

彼の言っているその言葉は、きっと友情だけのもの。

「……うん、いいよ」

僕の気持ちは一生彼に分かって貰えない気がする。

(男が男を好きになるなんて、気持ち悪いよね……)

「ん?どうした?俯いてさ。ほら、顔上げろよ!」

彼の言われた通りに顔を上げると、そこには眩しいくらい輝いている笑顔を見せる愛おしい人がいた。

伝えるべきだろうか。

君が好きなんだって。

友情なんかじゃ収まりきらないくらい、大好きだってこと。

〜友情〜

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