私は、あなたをこんなにも愛しているのに。
私が愛した人は皆、どんどん離れて行ってしまう。
私の愛情が一方的で、深すぎるのか。
目移りが激しいせいか。
まぁ、全部私が悪いのか。
要因は、全部全部私にある。
……ほんと、面倒な性格してるよ。私。
誰か、私だけを一途に見ていてくれる人がほしい。
ずっとそばにいてくれる存在が……
〜I LOVE…〜
今日は、お菓子がいっぱいの街へ来た
建物が全部お菓子で、流れている川はジュース!
クッキーにチョコレート、キャンディー……
歩いているだけでもお腹が満たされた
その次の日は、お花がいっぱいの街へ来た
辺り一面が全部お花で囲まれてるの!
チューリップにひまわり、コスモス……
季節はバラバラだけど、とてもきれいだった
――さて、明日はどんな街へ出るのかな?
たくさんの人がいて、いろんな高い建物が並んで、どこか息苦しいあの『街』には、どうか出ないでほしい。
自分が嫌だから。
だから、もう少し、幻想を見させてほしいな。
〜街へ〜
『悪者になって、殺される。
でもそれは、世界が平和になるために。
みんなのために明日を創る。』
そして、
『悪を討った英雄は生き残り、賞賛される。
彼の騎士となり剣となった。
彼の創った明日を守る。』
嘘つきで、優しかったからこそ、こんな事が出来た。
色々あったけど、最終的には託された。
「二人いればできないことなんてない」
そんな二人の関係が羨ましくて、尊い。
〜優しさ〜
真夜中、
俺の背中には翼が生える
漆黒に染まった、渇いた翼で、
この暗闇を切り裂くように飛ぶ
真夜中、
私の背中には翼が生える
純白の、美しく輝く翼で、
この夜空に明るさをもたらすように飛ぶ
このふたりが交わった時、この空、いや世界は――
〜ミッドナイト〜
安心、する場所なんて、人なんてない。
私にあるのは、不安の塊だけ。
そうなるつもりだった。
私は、あなたに出会ってから変わった。
あなたが喋るから、私も喋った。
あなたが泣くから、私も泣いた。
あなたが笑うから、私も笑った。
あなたは色んなことを教えてくれた。
なぜだか知らないけど、あなたがそばにいると、私は安心するの。
だから、今度は私の番。
絶対にあなたを幸せにしてみせる。
私の命が尽きるまで、全てをあなたに注ぐから。
〜安心と不安〜