ころころ地球は 今日も回る
争う声も 風に混ざる
どんどん怒りが 空まで昇る
だけど小さな 灯りもともる
そっと手をとり にこっと笑う
それだけでほら 夜がやわらぐ
ばんばん響いた 遠くの音も
だんだん遠く 静かにほどく
愛がぽつりと 胸へと降れば
平和はそっと 花のように咲く
きらきら金貨が ころころ落ちる
けれど心は どこかで凍る
ざくざく集めて 袋は重い
だけど笑顔は どこかで遠い
とことこ帰れば 灯りがともる
「おかえり」の声が 胸へと灯る
金貨は冷たい いつかは消える
けれどぬくもり ずっと残る
ころころ金貨か ぽかぽか心か
どちらを選ぶ?
私は選ぶよ 笑顔とぬくもり
きっとそれが宝物
白い月夜に 君を想う
遠い想いも 胸に灯る
風がそっと 頬を通る
君の言葉が まだ残る
静かな夜に 恋慕う
眠れぬままに 月をなぞる
もしも今夜 君がいるなら
この月夜は きっと実る
「タイムマシーンがあったら、未来と過去どっちに行きたい?」
僕は「過去」と答えるだろう
未来は何が起こるか分からないから面白い
今わかってもつまらないだけだ
分かったら現在に戻ったときに怠けるかもしれない。未来でこんな姿になってるから今頑張らなくてもいいやと
そのせいで未来がまた変わるかもしれない
それはそれで面白そうだが、行くならやっぱり過去だ
高校一年生に戻りたい
今の僕は大学生。一応それなりの生活を送っているけれど、時々ふと思う
あの時、別の道を選んでいればよかったなと
高一の僕は、周囲の顔色ばかりうかがって、自分の本当の気持ちに蓋をしていた。親や先生が勧める「正解」を選んで、この道を選んだ
もしあの時に戻れるなら、今度は自分の心に従いたい
周りが何と言おうと、自分が信じる「別の道」へ進んでみたい
もし違う選択をしていたら、大学だって今とは違う場所だったはず
全然知らない街に住んで、今とは全く違う学問をして、別の未来を見つめていたかもしれない
「自分自身の人生」として
別の道を選んだ僕が、どんな顔で笑っていたか
見てみたい
彼女の言葉ひとつで、今日の空の色が変わる
そんな自分に気づくたび、「いけない」と思う
自分の世界を、誰かの手の中に置くのは怖い
それでも、気づけばまた箱のふたを開けてしまう
中にあるのは、彼女の声、笑顔
誰にも見せられない、僕だけの小さな世界
本当は鍵をかけたいのに
「次の連絡が来たら」と思う指が、鍵を閉められない
僕はもうこの箱なしでは息ができないのかもしれない