街中からクリスマスソングが流れ始め
町中が白、赤、緑、黄色に染まっていく
もうこの季節かと冬の始まりを五感で感じる
雪で子供たちがはしゃぎ
家の中でこたつに籠って一日を過ごす
そんな冬がもう目の前にきているのだ
今年はどんな冬が待っているのだろうか
楽しみだ
通学路の木の葉が落ちだし
学校から家に帰る時の外は暗くなり
冬が本格的に近づいている
冬が終わり春がくる
この学校で過ごすのもあと数ヶ月
段々と終わりが見えてくる
3年は本当にあっという間に時間が過ぎていく
気がつくともう1週間終わろうとしている
あぁ学校生活がもう終わってしまう
神様どうか終わらせないでと願っても
いつか終わりはやってくる
残りの数ヶ月は多分今まで以上に日が過ぎていくのが早く感じるだろう
1日1日を大切にしていきたい
愛情は残酷な感情である
愛する者との別れは私を絶望へ誘う
友や知り合いと離れる辛さが可愛く思えてくる
愛情が重い程、別れを思うと1人で生きていけないんじゃないかと深く考えてしまう
愛は素敵なものだけど育むのが怖くなる時がある
けれども怖がっていては前になんて進めないから
じっくり私は愛を育む
吐く息が白くなり、着込む服の枚数が増える
人肌が恋しい
"寂しい"と彼に送ったら
彼は会いに行くよと答えてくれた
いつも彼は私のわがままを聞いてくれる
頼ってばっかじゃいけないと分かっているけど
ついつい頼ってしまう
いつか面倒くさがれて、捨てられちゃうかもなぁなんて考えがたまによぎって自立しようとするけれど、なかなか自立できないものである
色々考えていると着いたよと連絡が来た
ドアを開けて彼を迎える
彼の顔を見ただけで部屋の温度が上がった気がする
熱い抱擁を交し軽い接吻をする
私の頬に添えられた彼の手から伝う微熱は
カイロやコタツよりも暖かく感じ、私を満たした
この熱に溺れていたい
太陽の下で太陽にも負けないほど
眩しい笑顔を僕にに向けてくれる貴方へ
これからもその笑顔を僕に見せてくれますか