NoName

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10/5/2021, 10:23:38 AM

星座



君 指さす

その先の夜空

星 輝いていた



声のトーン

パーカーの色

夜風

クラクション



誕生日の星座しか

知らない 僕

君 優しく 教えてくれた


昨日よりも

少しだけ

互いを知り合えた 気がした




一番星、ほんの短い時間、まわり道





10/4/2021, 12:57:20 AM

なぜ

巡り会ってしまったのか?




導かれて、

惹かれながら、




きっと

心、離れることはないでしょう。




また

巡り会えて、よかった。



私を

呼び戻してくれて

ありがとう。




いつも、ありがとう。

10/3/2021, 6:34:19 AM



すべて

当たり前じゃない、



生かされていること。



いままで

生きてきたことも。


こうして

生きていることも。


これから

生きていくことも。








余多、とりまくすべてのこと

感謝、し尽くせない



いつもありがとう。





当たり前だけと、当たり前じゃないこと。

10/1/2021, 11:28:18 PM

たそがれ




ひとり

物思いにふける、黄昏時



部屋の明かり つけず

薄暗く移りゆく気配 感じて

ゆっくり 珈琲なんか 飲んでみる



誰のことも 思わない

誰のことも 浮かばない



暮六つの鐘がなる

冷たい風が吹く

今まさに 黄昏時










​───────​───────





彼女を待っている。いつもの場所

時計は約束の時間を過ぎた。残業かもな。

街はたそがれ。これから、夜へとむかう。



お互いに、ひとりの夜が寂しくて寄り添ってきた。

今はどうだ。こんなものか。彼女はどう思っている?



自分の夢は、置いてきた。

まだ、忘れていない。忘れたくない。

まだ、未練がましく捨てられない物がある。



現状、それなりに満足している。



それでも、黄昏時に思う。

あのまま追い続けていたら、なんてよぎる。

今とは違う現在だっただろうね。君と・・・。



来月、久しぶりに帰るかな。

あれ、食べたいな。電話するかな。


会えるかも。いや、見かけるぐらいにしとこ。





──それから、彼女に話そう。





黄昏に
切り出す言葉
探しあぐねて