シロイヌ

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1/25/2024, 12:25:58 PM

 安心と不安は表裏一体。安心できないと不安になり、不安でなくなると安心する。

 杞憂は安心に変えることのできない不安だと思う。不確定な未来について思考を巡らせて不安を感じる。考えても仕方ないことなのに、どうしても頭の中から離れない。

 現代の生活は不確定な要素が多いと言われる。封建的な社会ではなくなり、自分の意思で進路を選択していく時代になったからだろう。でも、昔も今も不確定さは変わらない。明日何が起こるかわからないというのは、今に始まった話ではない。

 杞憂ばかりでは心がすり減るだけだ。安心に変えるすべのない不安は害でしかない。先のことを案じるくらいなら、今を懸命に生きた方がいい。その方が生きていることを実感でき、安心できる。

                遠い君へ

1/24/2024, 1:53:28 PM

 逆光で君の表情がよく見えない。

 ただでさえ表情の薄い君だ。怒っているのか、微笑んでいるのか、君の顔が光に隠されるとわからない。

 君には光に照らされた私の表情がよく見えているのだろう。君に見透かされているのに君のことは何もわからない。
 
 逆光の中で、君は何を思っているのだろうか。

                遠い君へ

1/23/2024, 12:31:15 PM

 こんな夢を見た。伝えようとしたときには今朝見た夢を忘れていた。

 どうして夢を覚えていられないのだろう。もしかしたら今朝見た夢には君が現れたかもしれないのに。

 いや、覚えていない方がいいのかもしれない。いくら夢を見ても夢に君が現れないとしたら、それはとても辛いから。

 こんな夢を見たかもしれない。君に今朝見た夢を伝える夢。

                遠い君へ

1/22/2024, 2:55:15 PM

 タイムマシーンで過去に戻るのはどんな感じなんだろうか。今の姿のまま過去へ行くのか。それとも当時の姿になるのか。記憶や知能は持って行けるのだろうか。

 今の知識を持ったまま過去へいけないのなら、別に過去に行きたいとは思わない。だって、頭の中身が当時と同じなら、当時と同じ判断や選択しかできないのだから。

 過ぎ去った出来事を後から俯瞰することで色々と見えてくる。今は今できる限りのことをするしかない。

                遠い君へ
                

1/21/2024, 12:26:53 PM

 君と星を見る夜は特別な夜。いつもよりも夜空が鮮やかで、全天の星々はひときわ明るく輝く。
 
 あの光景は一人では見ることのできない特別なもの。君が私の世界に彩を与えてくれる。

 だけど、星々の瞬きを映す君の瞳に勝るものはない。その小さな星空を少しでも長く見ていたい。

 君と星空を見ていると、星々はいつもよりも速く動く。特別な夜は瞬く間に過ぎ去ってゆく。

                遠い君へ

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