「まって」
"まって"、いかないで。
...なんて言っても君は振り向かず前に進んでいく。
自分だけ置いていかれているんだ、それが許せなくて。
自分だけ囚われているのに、君は進んでいくんだ。
まって、まって、まってったら。
君だけ進んで僕を置いていくなんて許せない。
許せない、許せないけど____
...ほんとは分かってるんだよ。
全部自分が悪いって、置いてかれたんじゃなくて
僕が追いかけなかったんだって、逃げたんだって、
でも合わせてほしかったんだもん、
こっちを向いて歩いてきてほしかったんだもん。
"まって"。
そう言ったら、まってほしかったなぁ。
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Twitter垢 @ramunegumi_1125
「まだ知らない世界」
読書は好き。
私じゃない誰かの物語に自分が覗けている気分がして。
自分には味わえない、他の人の心が見れる気がして。
私の"まだ知らない世界"を見せてくれるから。
でも、人から強要されるのは嫌。
「これまだ読んでないの!?」
「人生損してるって」
そういう為に読んでる訳じゃないっていうか、
自分は自分の為に読んでて、
私の知らない世界を相手が見た方が
良いって勝手に言って強要されるのが嫌で。
でも、その中で君が言ってくれた一言がすごい幸せで。
「あ、この本まだ読んでないの!?
いいねいいね、"まだ知らない世界"が目の前にあるなんて、まだまだ楽しみがあるってことだ!」
「風と」
自由にみんなを軽やかに
連れ去っていく風。
風は目には見えなくともあることが分かる。
実体は見えなくとも肉体で感じられるのだ。
風があれば人は独りじゃない。
風はいつでも貴方の側へ。
風が吹く限り誰も独りではないのだから。
「好きだよ」
実際、言いたいんだ。
君のことが"好きだよ"って。
でもなんだか照れくさくて、
友達のままでいた方が...って気持ちもあって。
でもきっと伝えた方がこっちは
きっと後悔しないから、狙うは卒業式
そこで気持ちを伝えるんだ。
そんな気持ちでいたのに。
いたいのに。
君はもう冷たくなっちゃったね。
あーあ、こんなことなら伝えとけばよかった。
でももう伝えられないんでしょ、だから。
"好きだよ"。ずっと。
君がどうなっちゃっても。
...返事、聞きたいなぁ____
「君の声がする」
ほんと、本当に何も無いの。
私から奪えるものはもうきっと無いから。
ねぇ、ねぇ。
君の声が聞こえるのはなんで?
わかんない、わかんないから怖いのよ。
君の声が1番安心出来るはずなのに。
"君の声がする"のにそこに君はいないの。
私が1番分かってるはずなのに。
1番の当事者で君の声作る張本人なのに。
...あー、だからだ。
私が君の声を作ってるからだ。
私の勝手な幻聴だからだ。
____え、じゃあなんで君はいないの?