6/26/2025, 12:40:47 PM
あなたの声は今も思い出せるのに、あなたが最後に言ってくれた言葉をはっきりと思い出せない。
いくつか、こんな言葉だっただろうかと思い浮かべたけど、どれも違う気がした。
最後だと知っていたら、その言葉を記憶するように聞いていたのに、最後だなんて思わなかったから、聞き流して聞いてしまっていたのかもしれない。
6/24/2025, 2:08:21 PM
空はこんなにも青く広がっているのに、私の住んでいる世界は狭い、といつも思っている少女が主人公の話を前に考えたことがある。
閉じられた世界のファンタジーのようなSFのような物語。
最初に思い浮かんださみしそうな少女の横顔、その少女に幸せになって欲しくて考えた話だった。
6/23/2025, 12:38:37 PM
子供の頃に夢は何かと訊かれた時、「花屋さん」と答えていた気がする。
理由は覚えていないが、たぶん祖父がたくさん花を育てていたからだと思う。
今は虫が苦手すぎて、花屋さんになりたいなんて言えないけど、花を見るのは今でも好きだ。
6/22/2025, 1:05:00 PM
寂しがりやなので、どこにも行かないでといつも思っているけど、イラっとしたことを言われると、どこかに行っちゃえばいいのにと思ってしまう。
どっちも口に出しては言わない。
言ったら、倍の言葉数で返してくるともう分かっているから、絶対に言わない。
6/22/2025, 8:06:18 AM
「茎の部分が酸っぱい草を探しに行こう」と言って、歩いていく君の背中を追って歩いていたが、足を止める。
白い大きな犬が目の前に立ち塞がっていたからだ。
その犬は狂暴ではなくて、人懐っこいのだが、犬が苦手なぼくは恐くて、犬の横をどうしても通れなかった。
君が囮になってくれてようやく通れて、君が探そうと言っていた草が生えている場所にたどり着いた。
その草は君が言ってた通り、茎の部分が酸っぱかった。