緑碧

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5/18/2025, 2:15:32 PM

水族館からの帰り道、母と迷子になりかけた。
ツアー旅行中だけど、自由行動だったため、同じバスに乗っていた人達はもういなくて、時間厳守なので焦っていた。
「来た道を引き返せばいいんじゃない」と母が言ったが、「まって、まって、この地図を見ると、この道の方が早く着きそうだから」と私は母の言うことを聞かずに、地図を見ながらその道を探した。
やっとそれらしい道を発見して、歩いている途中で、通りがかった人にも道を訊いて、なんとか時間内にバスの場所まで着いた。
「一人だったら帰ってこれなかったかも」と母はほっとしたように言った。
無事に着いたことで、私が一度間違えて、変な道に行って無駄に歩かせてしまったことを、母が忘れたようで、怒られなくて良かった。

5/18/2025, 8:22:59 AM

ずっと気になっているけどまだ読んだことがない本、買ったのに読まないままになっている本。
読まないままだと、その中にはずっとまだ知らない世界の物語があるんだなと思った。

5/16/2025, 10:55:30 AM

手のひらくらいの大きさの小さなうさぎのぬいぐるみを手放す勇気が持てない。
もうそのぬいぐるみで遊ぶこともなく、手放してもいいと思うのだが、見ていると手放せない。
母から、小さい頃、私がどこに行くにもそのうさぎのぬいぐるみを持ち歩いていた、うさぎのぬいぐるみのお腹の部分をいつも押していたという話を聞いたら、余計に手放せなくなった。
今は小物を入れる籠の中で絆創膏の箱の上にちょこんと座っていて、たまに目にして、可愛いと心が和んでいる。

5/15/2025, 1:30:35 PM

ずっと昔に読んだファンタジー小説で、選ばれた少年が悪を倒せる力があるか、試練に挑んでいくという内容の物語を思い出した。
最終的には少年じゃなくて、少年が持っていた不思議な小石が少年が暗闇に飲まれそうになった時、光輝き、少年よりも小石が最後に大活躍でとても目立っていた。
2巻完結の小説だったが、1巻で試練に打ち勝てなかった少年の犠牲は何だったのかと、2巻のその結末を読んで思った。
2巻で出てきた少年よりも、1巻の少年が読んでいて気に入っていたので、幸せになって欲しかった、でも彼はいつも世を儚んでいて、それが彼にとっては自由で最善だったのかもしれないとも思うが、その物語を思い返すたび、やっぱり幸せになって欲しかったとなってしまう。

5/12/2025, 11:18:43 AM

説明が下手すぎて、要領得なくて、「意味分かんない、もう説明しなくていいよ」って言われてばかりだったけど、ただ一人、君だけはいつも最後まで話を聞いてくれる。
自分で喋っていて、自分でもなに言ってるのかよく分からなくなって、話すのをやめようかなって思い始めても、「最後まで話してよ」って君が言う。
君に話し続けていたら、話をするのが上手くなれるかな。
下手なままでも君は最後まで話を聞いてくれると思うけど。

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